燦ホールディングスは9月5日、「葬儀費用に関する実態調査」の結果を発表した。調査は3月22日~24日、過去5年以内に喪主もしくは葬儀を執り行ったことがある全国40~70歳代の男女2,000名を対象にインターネットで行われた。

葬儀費用の予算「100万円未満」が77%

  • 大切な人の葬儀費用

    大切な人の葬儀費用

実際にかかった葬儀費用について、「受けたサービスの対価として適正でしたか?」と尋ねたところ、44%が「適正であったのかどうかわからない」と回答。「適正だったと思う」という人は29%だった。

では、大切な人の葬儀にいくらかけたいと思っているのか。その費用を教えてもらったところ、「50万円以上100万円未満」(36%)や「20万円以上50万円未満」(29%)が多く、「20万円未満」(12%)を合わせると、全体の77%が「100万円未満」におさえたいと思っていることが明らかに。

また、大切な人の葬儀で重視したいことを聞くと、「施設の充実、利便性」(46%)、「故人らしさや好みを表現した演出」(35%)、「葬儀の空間装飾」(24%)が上位となった。

「あらかじめ葬儀社に相談していた」人は22%

  • 葬儀に関する費用はどのように決めましたか?

    葬儀に関する費用はどのように決めましたか?

次に、「葬儀に関する費用はどのように決めましたか?」と質問したところ、「予め葬儀社に費用の相談をしていた」人は22%にとどまり、6割超が「故人が逝去してから葬儀社で見積りをした」(62%)ことが明らかに。

葬儀の内容や費用について誰に相談したかを聞くと、「兄弟姉妹」(40%)、「配偶者」(36%)、「葬儀社」(32%)など、85%が誰かしらに相談していることがわかった。