名古屋鉄道は1日、知立駅付近連続立体交差事業にともない、三河線の三河知立駅を現在の位置から豊田市方に約900m移設し、2024年3月16日の始発列車から営業を開始すると発表した。現在の三河知立駅は3月15日をもって営業終了する。

  • 建設中の三河知立駅(移設後)

同社は名古屋本線・三河線知立駅付近の鉄道高架化工事について、事業主体である愛知県と協力し、2010年から工事を進めてきた。知立駅で接続する三河線も一部区間が高架化され、現在の三河知立駅は高架化区間に含まれることもあり、約900m東側の竜北中学校付近へ移設される。

新しい三河知立駅は2面2線の相対式ホーム(4両対応)を備え、駅集中管理システムを導入。自動改札機、自動券売機、インターホン等を設置する。現在の三河知立駅は3月15日をもって営業を終了し、3月16日の始発から移設後の新駅が営業開始する。

  • 移設駅概要図

  • 北側駅舎(豊田市方面) イメージパース図

  • 北側駅舎(豊田市方面) イメージパース図

知立駅付近では今後も名古屋本線の高架本体工事に加え、三河線の仮線工事・高架本体工事を継続して実施するとのこと。