全パクチニストに朗報! フレッシュネスバーガーで今年も「パクチーチキンバーガー」登場-新たにトムヤムクン味もスタンバイ!

キタキタキタキターーー!! 今年もアレが復活するってよ!! へいへ〜い!

……いきなり取り乱してしまったが、この興奮は抑え切れない。だって、あの「パクチー爆盛のバーガー」が復活するってんだから。しかも、今年は新たな種類も追加されて、ますますパワーアップしているときたもんだ。

ということで、さっそく日本中の全パクチニストを興奮の坩堝(るつぼ)へとご案内しよう。

今年も「パクチーチキンバーガー」登場! 新たにトムヤムクン味もスタンバイ!

パクチニストであればすでに察しがついていると思うが、昨年、「大人がくつろげるバーガーカフェ」をコンセプトに掲げるフレッシュネスバーガーが「パクチーグリーンカレーチキンバーガー」を期間限定で発売し、大きな話題を呼んだ。

発売当初はパクチーの量を1倍、または3倍から選べたが、全国のパクチニストから寄せられた「もっとパクチーを入れて欲しい‼」との熱いリクエストに応え、最終的には4倍と5倍をすっ飛ばして6倍までパクチーの量を増やせるようにしたのだから、フレッシュネスバーガーの運営もなかなかぶっ飛んでいると言わざるをえない。

そんなカリスマ的なバーガーが、6月7日から復活することが決定した。しかも、なんと今回はグリーンカレーソースだけでなく、トムヤムクンソースまで追加されるというのだ。そりゃあ興奮で我を忘れてしまうのも無理はないだろう。

発売前に試食する機会をいただいたので、さっそくその姿をお目にかけたい。

約1年ぶりのご対面。去年は本当によく食べたものだが、久々の再会に感無量である。

今回の正式名称は「パクチーチキンバーガーグリーンカレー」と「パクチーチキンバーガートムヤムクン」。いずれもパクチー1倍で590円、パクチー3倍で690円という価格設定で、今回実食したのはもちろん3倍である。

それではまず、グリーンカレーからいただきたいと思うが、まずはパクチー様の姿を拝んでおこう。

相変わらずスゲ〜。パクチーが苦手な人なら、視界に入っただけで裸足で逃げ出しそうな量だ。

パクチーの茂みの下にはグリーンカレーソースとナス、トマト、スライスオニオンなどの夏野菜、そして揚げたてのチキンが鎮座。全体的にすごいボリュームに仕上がっているのがわかる。それではいよいよ、いただきます!

く〜ッ、コレコレ! キタキタキタキター! めっちゃ美味い!

青唐辛子をガツンと使っているのだろう。グリーンカレーはしっかり辛く、一口食べただけでビリビリと舌を刺激する。それと同時に、ココナッツミルクのまろやかで濃厚なコクも感じられる。このハーモニーが絶妙で、めちゃくちゃ美味い。ナンプラーの独特な風味も感じられる。

そこに爽やかなパクチーの風味がどっさりと覆いかぶさり、口の中は異国情緒でいっぱいに。一瞬で東南アジアの亜熱帯ゾーンにトリップした錯覚に陥る。

「パクチーチキンバーガーグリーンカレー」には味変でガーリックハーブスプレーをかけても美味い!

しかも、このチキンがまた最高なのだ。フライドチキンを使ったバーガーは各バーガーチェーンやフライドチキンチェーンが販売しているが、フレッシュネスバーガーのチキンはケタ違いに柔らかくてジューシー。しかも肉厚である。

それもそのはずで、他のチェーンでは胸肉を使っている店も多いが、フレッシュネスバーガーは国産鶏のもも肉を使用。注文後の店内調理にこだわっており、パプリカや唐辛子、セロリ、コリアンダーなどの8種類のブランドスパイスを付けて揚げているのだという。チキンの下味としては、塩コショウの他に、隠し味として白味噌も使っているようだ。

改めて、バーガーとしてのめちゃくちゃクオリティが高い……!!

続いて、今年新登場のトムヤムクンのほうも実食。やはりパクチーはどっさりと盛り付けられており……

その下にはトムヤムクンソース、ヤングコーン、トマト、スライスオニオン、そしてクリスピーチキンがスタンバイ。レモングラスとエビの香りが食欲を掻き立てる。

こちらも勢いよくパクッ!

おおッ! 当たり前だけど、グリーンカレーと全然違う! 完璧な差別化に成功してるやんけ!

赤唐辛子を使用したトムヤムクンソースは、グリーンカレーソースと違い、いきなりビリビリくる辛さというよりもじんわりと後を引く辛さ。エビペーストがパンチのある旨みとコクを演出し、ライム果汁の爽やかな酸味がキュッと味を引き締める。これも本格的だ。びっくりするくらい本格的なトムヤムクンだ!

実際、商品開発中は試作に試作を重ねまくったそうだ。そりゃそうだ。トムヤムクンはもともとスープだし、それをただ煮詰めればソースになるというものでもないだろう。粘度を高めながら、トムヤムクンの辛味や酸味、コクなどのバランスをキープしながら濃厚ソースに昇華するには、かなりの工夫が必要だったはずだ。

開発担当者は実際にタイ料理屋を巡ったり、スーパーやコンビニのトムヤムクン関連の商品を片っ端から買い漁り、片っ端から試しに試して妥協なく味を追求した結果、胃をやられて病院にかかったというエピソードもあるようだ。やっぱりフレッシュネスバーガーって、こんなにオシャレで美味しいのにどこかネジが外れてるのだろう。