いよいよ夏らしい季節になってきました。まだ体が暑さになれていない時期だからこそ、熱中症への対策をしておきたいものです。

政府広報オンライン(@gov_online)公式Twitterでは、熱中症のチェックと応急処置方法を呼びかけています。

熱中症の症状は、重症度によってI度からIII度までの三つに区分されますが、現場で応急処置が可能な「軽症」は「めまい、立ちくらみ」「筋肉痛・こむら返り」「大量の発汗」といった症状、病院への搬送が必要な「中等症」では「頭痛」「気分の不快」「吐き気」「おう吐」「力が入らない」「体がぐったりする(熱疲労、熱疲弊)」といった症状、入院・集中治療の必要な「重症」では、「意識がなくなる」「けいれん」「歩けない」「刺激への反応がおかしい」「高体温(熱射病)」といった症状が現れます。

頭痛やおう吐、意識障害がある場合は、すぐ病院へ行くこと、と呼び掛けています。

また、「熱中症の応急処置」についても合わせて紹介をしています。

  • 政府広報オンライン(@gov_online)より引用

ひとつめは「エアコンが効いている室内や風通しのよい日陰など涼しい場所へ移動」、ふたつめは「衣服をゆるめ、体を冷やす」。体を冷やす場所は、首のまわり、脇の下、足の付け根など、体から熱を放散させましょう。そして「水分・塩分、経口補水液などをを補給」冷たい水を与えてたくさん汗をかいた場合、スポーツドリンクや塩あめなどで塩分も補給することが大切だそう。

また「自力で水が飲めない時や、応答がおかしい時はためらわずに救急車を呼びましょう」とのこと。「暑さ指数」や「熱中症警戒アラート」といった情報も気を付けつつ、暑さから身を守っていきたいものです。