三菱電機は5月18日、最近の電気代事情とエアコン冷房の節電に関する理解度調査(全5問)の結果を発表した。調査は4月14日〜16日、東京・大阪在住の20代〜40代の男女600人を対象に行われたもの。

  • 大手電力会社が今後に向けて更なる電気料金の値上げを申請していることをご存知でしたか。

まず、大手電力会社が今後に向けて更なる電気料金の値上げを申請していることを知っているか聞いたところ、「知っていた」と回答した人は76.3%にのぼった。

また、今年の夏に昨年よりも電気代の高騰が気になるという人は89.2%となっている。今年の夏に電気代を抑えるための工夫をしようと思うか聞いてみると、23.5%が「必ず工夫する」、65.5%が「簡単にできる工夫があればする」と回答し、合わせて89.0%が電気代を抑えるための工夫をしたい意思を示している。

  • 今年の夏、昨年よりも電気代の高騰が気になりますか。

  • 今年の夏、電気代を抑えるための工夫をしようと思いますか。

エアコン冷房の節電に関する理解度調査では、「Q1 エアコンメーカーが推奨するエアコンのフィルター掃除の実施頻度として、正しいものはどれだと思いますか。」「Q2 エアコン冷房の設定温度を1℃上げると、一般的に約何%の節電になると思いますか。」「Q3 夏場、エアコンの室外機について、節電につながる対策として正しいものはどれだと思いますか。」「Q4 エアコン冷房運転時、節電のための風量(風速)設定として推奨されているものは選択肢のうちどれだと思いますか。」「Q5 夏季、家庭における家電製品の一日での電力消費割合のうち、最も多くの割合を占めている家電製品は次のうちどれだと思いますか。」といった5つの設問を提示。

  • 【エアコン節電理解度調査】設問と回答一覧(正解率が低い順に記載)

全問正解した人の割合はわずか7.3%にとどまり、73.5%が正解数3問以下という結果となった。

  • 節電理解度調査 全5問(正解率)

最も正解率が低かった質問は「Q1 エアコンメーカーが推奨するエアコンのフィルター掃除の実施頻度として、正しいものはどれだと思いますか」で、正解率31.3%。エアコンのフィルターはホコリがたまりやすく、汚れやすい部分であるため、「2週間に1回」が正解となる。

「Q2 エアコン冷房の設定温度を1℃上げると、一般的に約何%の節電になると思いますか。」の正解は「約10%」。正解率は52.3%となった。外気温が35℃で30分間運転を行う際、設定温度が28℃の場合に比べて29℃の場合は消費電力量が約10.1%低くなることが分かっているとのこと。

「Q3 夏場、エアコンの室外機について、節電につながる対策として正しいものはどれだと思いますか。」の正解は「室外機のまわりを整理整頓し、物を置かない」。正解率は56.0%となった。室外機は周辺の空気を吸い込んで熱交換を行うため、室外機の吹出口付近に物を置くと障害となり、熱交換率が下がって効率が悪くなるという。

「Q4 エアコン冷房運転時、節電のための風量(風速)設定として推奨されているものは選択肢のうちどれだと思いますか。」の正解は、「自動」。正解率は58.0%であった。風量(風速)を「自動」に設定することで、効率良く部屋にいる人が快適に感じるように風量(風速)が調整されるようになっている。

「Q5 夏季、家庭における家電製品の一日での電力消費割合のうち、最も多くの割合を占めている家電製品は次のうちどれだと思いますか。」の正解は「エアコン」で、正解率は63.5%となっている。エアコンの電力消費割合に関しては、経済産業省 資源エネルギー庁 省エネポータルサイトによると34.2%となっている。