ヴァンガードスミスは3月29日、「近隣トラブル」に関する調査結果を発表した。調査は2月8日~13日、一都三県(東京・神奈川・埼玉・千葉) 在住する20~69歳の近隣トラブル経験者500名を対象に、インターネットで行われた。

  • 近隣トラブルの継続期間

    近隣トラブルの継続期間

近隣トラブルに遭遇したことがある人に、被害の継続期間を聞いたところ、「3年以上」が最多の27%。「半年未満」で解決した人は26%にとどまり、実に74%が「半年以上」もの間、被害に遭っていることが明らかに。近隣トラブルが、長期化する傾向にあることがわかった。

  • 近隣トラブルで身の危険を感じたことがある?

    近隣トラブルで身の危険を感じたことがある?

続いて、「近隣トラブルによって身の危険を感じたことがあるか?」と尋ねたところ、18.6%が「ある」と回答。具体的には、「包丁を持って部屋に来られた」「留守中に住居に不法侵入された」というような危険性の高い内容から、「怒鳴りこみに来た」「たまたま遭遇し胸ぐらを掴まれた」というケースも。

こうした現状を受けて、トラブル解決支援事業などを行う同社は、近隣トラブルの解決における重要なポイントとして、(1)「直接当事者同士での解決をしないこと」、(2)「早期の段階で第三者に相談し客観的に見た解決策を探すこと」の2つのポイントをあげている。