JR東日本とNetflixは、日本の鉄道開業150年を記念し、鉄道開業時の1号機関車をイメージした「黒い山手線」(E235系1編成)を10月1日から運行開始した。車体前面・側面ともに黒色のカラーリングとなり、駅利用者や沿線の人々から注目を集めていた。

  • 山手線の車両E235系を黒色・赤色でフルラッピングした「黒い山手線」。10月1日から運行開始した

「黒い山手線」はADトレイン(広告貸切電車)として運行され、黒色・赤色のフルラッピングを施したE235系をNetflixがジャック。車体の各部にNetflixのロゴをデザインした。ヘッドマーク等に鉄道開業150年の記念ロゴをあしらっている。

車内では、『今際の国のアリス』『ストレンジャー・シングス 未知の世界』『愛の不時着』『イカゲーム』など、国内外のNetflix人気作品の世界観を楽しめる空間を各号車で再現。作品世界に入り込んだような乗車体験を楽しめるという。

「黒い山手線」の運行期間は2022年12月31日まで(車両整備等のため運行しない日がある)。「この機会に鉄道とエンターテインメントを融合した特別な列車をお楽しみください」とのこと。