秩父鉄道は13日、今後のインバウンド需要回復を見込み、訪日外国人旅行者などすべての利用者がよりわかりやすく安心して利用してもらえることをめざし、駅名看板の多言語化リニューアルと駅ナンバリングを9月中旬から順次導入すると発表した。

  • 熊谷駅(CR09)の駅名標イメージ

  • 寄居駅(CR20)の駅名標イメージ

  • ふかや花園駅(CR17)の駅名標イメージ

  • 秩父駅(CR30)の駅名標

同社は駅名標、旅客車内の列車内路線案内図、運賃表を対象に、多言語化と駅ナンバリングを導入。駅名表記は日本語・英語・中国語(簡体字 / 繁体字)・韓国語の4カ国語表記を用い、駅ナンバリングは秩父鉄道の路線記号「CR」と駅番号(数字2桁)を組み合わせた表記とする。

おもな駅の駅ナンバリングは、熊谷駅が「CR09」、ふかや花園駅が「CR17」、寄居駅が「CR20」、秩父駅が「CR30」に。駅名標は沿線地域の自然や歴史の特色を生かし、地域の人々が愛着をもてるデザインとした。