タレントの伊東四朗(86)が5日、都内で行われた熱海五郎一座『スマイル フォーエバー〜ちょいワル淑女と愛の魔法〜』製作発表記者会見に出席。同作への出演を果たすが、自己紹介を兼ねたあいさつでは、自身の近況を伝えながら、ウィットに富んだ内容で沸かせた。 伊東は「さっきから、ここに座っていて、なんでここにいるんだろうと、ただのジジイになってまいりました。みなさん、この危なさは覚えておいてください、どっかで本当に危なくなるかもしれません。途中でせりふ忘れたりするのが、一番怖いです」とニヤリ。三宅裕司からオファーを受けたときの心境を向けられると「なんですか?」と聞き返すと、三宅が「横文字入れないでください。出演依頼です」とすかさずフォローするなど、息のあったかけあいを見せた。 伊東は改めて「信じられなかったですね。最近の私のジジイぶりを見たら、ちょっと声をかけるのは勇気がいると思うんですよ。でも、それを題材にして、ちょっとその性格を芝居に生かそうと(三宅が)言ってくれた時に、じゃあオレにでもできるかなと思って、参加することを喜んだんですけど、実際はどんな役なのか、全然知りません。私は何者ですか?」と笑顔で呼びかけた。
2024/03/05