キューバのアメリカ海軍基地にある悪名高い収容施設「グアンタナモ」に収監された無実の息子を取り戻すために闘った母親の1786日の実話をもとにしたドイツ映画『Rabiye Kurnaz gegen George W. Bush(原題)』が、『ミセス・クルナス vs. ジョージ・W・ブッシュ』の邦題で、5月3日より東京の新宿武蔵野館、シネスイッチ銀座ほか全国で順次公開される。 2001年、アメリカ同時多発テロのひと月後。ドイツのブレーメンに暮らすトルコ移民一家の母ラビエ・クルナスは、長男のムラートが旅先で“タリバン”の嫌疑をかけられ、キューバのグアンタナモ湾にある米軍基地の収容所に収監されてしまったことを知る。
2024/02/21