タレントで俳優の黒柳徹子が3日、都内で行われた書籍『続 窓ぎわのトットちゃん』発売記念会見に登壇した。自身の幼少期を描いた自叙伝的小説で、国内で800万部、全世界2500万部発行されたベストセラー『窓ぎわのトットちゃん』(1981年)が42年ぶりに続編を刊行。黒柳は執筆理由として「ウクライナの侵攻があったことが、この本を書こうと思ったきっかけ」と明かした。 今作ではトットが青森に疎開してから、音楽学校を卒業し、NHKの専属俳優としてニューヨークに留学するまでの日々がつづられる。「つまらなくはないと思います。なにも知らない小学校のことを書いたのと、大人になって昔のことを書いたのでは違うので読んでいただければありがたい」と呼びかけた。
2023/10/03