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映画『千夜、一夜』(10月7日公開)のプレミア上映舞台あいさつが5日、都内で行われ、俳優の田中裕子尾野真千子ダンカン安藤政信、久保田直監督が出席した。 『千夜、一夜』は、日本で年間約8万人が行方不明になっているという「失踪者リスト」から着想を得て、ドキュメンタリー出身の久保田監督が青木研次氏のオリジナル脚本で映画化したもの。主演の田中裕子は30年も失踪した夫を待ち続ける女性・登美子を演じ、登美子と対照的な女性で2年前に失踪した夫を探す奈美を尾野、登美子に思いを寄せる漁師の春男をダンカン、失踪した奈美の夫・洋司を安藤が演じる。 「帰りを待つ」という作品テーマにちなみ、待ち続けていることを聞かれるとダンカンは、2014年に死去した妻の名前をあげた。「僕は映画の中で登美子を待っていますが、私生活でも待っているんです僕。8年前の2014年6月に25年間、一緒に生活してきた妻を突然、47歳の若さで、乳がんで亡くしてしまいまして…」と告白。 「もう、この世にいないのはわかっているのですが、ある日突然、リビングの扉が開いて『ごめんね!新宿で買い物をしていたら高校時代の友達に会って話し込んじゃって…』と言いながら、トントントンと、包丁でまな板をたたく音が聞こえてくるのではないかと…」と亡き妻の帰りを未だに待っている自分がいると打ち明けた。

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  • (左から)久保田直監督、ダンカン、尾野真千子、安藤政信 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『千夜、一夜』プレミア上映舞台あいさつに登壇した(左から)ダンカン、尾野真千子 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『千夜、一夜』プレミア上映舞台あいさつに登壇した尾野真千子 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『千夜、一夜』プレミア上映舞台あいさつに登壇したダンカン (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『千夜、一夜』プレミア上映舞台あいさつに登壇した安藤政信 (C)ORICON NewS inc.
  • ダンカンのボケ連発に爆笑する(左から)尾野真千子、安藤政信 (C)ORICON NewS inc.

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