猪狩蒼弥、三吉彩花、風間俊介ら、男女の性の不条理に切り込む衝撃作 『先生の白い嘘』出演決定＆本予告解禁
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奈緒が主演する映画『先生の白い嘘』の新キャストとして、HiHi Jetsの猪狩蒼弥、三吉彩花、風間俊介らの出演が発表された。併せて心の闇を吐露する台詞、歪んだ人間関係が衝撃を与える本予告＆本ポスターが解禁された。
【動画】HiHi Jets・猪狩蒼弥、奈緒演じる高校教師の担任クラスの生徒に！ 映画『先生の白い嘘』本予告
原作は、連載が開始されるや否や、その衝撃的な内容が口コミで広がり、累計部数100万部（全8巻）を突破した鳥飼茜の同名漫画。ひとりの女性が抱える「自らの性に対する矛盾した感情」や、男女間に存在する「性の格差」に向き合う姿を描くことで、人の根底にある醜さと美しさを映し出したヒューマンドラマだ。主人公の高校教師・原美鈴を奈緒が演じ、三木康一郎監督がメガホンを取る。
HiHi Jetsのメンバー・猪狩蒼弥が演じるのは、高校教師・美鈴（奈緒）の担任するクラスの生徒・新妻祐希（にいづま・ゆうき）。新妻は、ある日クラス内で人妻と不倫関係にあると噂されてしまう。担任の美鈴は、新妻を呼び出して事情を聞こうとするが、新妻はある衝撃的な性の悩みを打ち明け…。猪狩は映画初単独出演ながら、物語の鍵を握る重要な役に大抜てき。強烈なトラウマを抱えた高校生という難しい役を見事に演じ切った。猪狩が本作で見せる迫真の演技に期待が高まる。
美鈴の親友・渕野美奈子（ふちの・みなこ）を演じるのは、三吉彩花。美奈子は、地味で控えめな美鈴とは正反対で、男性に依存しながらも見栄を張り、表面を取り繕う女性だ。女性のしたたかさを持つ美奈子という役を三吉が体当たりの妙演で魅せる。
美奈子の婚約者の早藤雅巳（はやふじ・まさみ）を演じるのは、風間俊介。風間が演じる早藤はエリートサラリーマンで人当たりも良く社交的だが、裏では女を見下して暴力をふるう猟奇的でサディスティックな二面性を持つ。本作で過去に類を見ないほど狂気と憎しみに満ちた役柄で怪演を風間が見せる。
さらに、田辺桃子、井上想良、板谷由夏、ベンガルといった実力派の俳優陣が脇を固め、物語に深みを与える。
猪狩は「役者として、まだまだ未熟な自分ではありますが、一流の皆様との感情の応酬に少しでも携われたことを、大変光栄に思っております。先生の伝えたかったこと、そして新妻の伝えたかったことが、僕を通して少しでも皆様に伝われば嬉しい限りです」とコメント。
三吉は「一見明るくポジティブに見える面も、奥には殻の中に閉じこもって迷っている美奈子がいるということ、そしてそれでも強い意志を持って自分自身を証明していく彼女の強さを是非感じていただけたら嬉しいです」とメッセージを。
風間は「今まで演じさせて頂いた役柄、全てに愛を持ってきましたが、今回『先生の白い嘘』のお話を頂いた時、初めて早藤という役を愛せないかもしれないと思いました。それと同時に、僕自身が愛せないかもしれない役を演じた時に、自分自身がどうなるかを知りたいという気持ちにもなりました」と心境を明かしている。
解禁された本予告は、「私が声をあげることをしなかったのは、ある可能性に気づいたから」という美鈴の悲痛な台詞とともに、彼女が教卓の上から生徒を見下ろすように眺めるシーンから始まる。美鈴は息を潜めるように淡々と日々を過ごすことだけを望んでいるはずだったが、担任する男子生徒・新妻祐希（猪狩）、親友・渕野美奈子（三吉）、美奈子の婚約者・早藤雅巳（風）との関係の中で、それぞれの思いが交錯し、物語は思わぬ方向へ狂い始める─。
愛憎が渦巻く歪んだ人間関係の中で、「私の敵は私なの」「女って弱くて腹が立つ」と語り、自分自身と対峙するひとりの女性を、奈緒が迫真の演技で見せる。登場人物達の心の奥底にある醜さや美しさが入り乱れる様を映し出し、観る人の心に迫る予告編となっている。
本ポスターは、奈緒演じる美鈴が何かと対峙し、こちらに訴えかけているような表情を全面に打ち出したデザインとなっている。その上に新妻、美奈子、早藤の意味深な表情の顔を配置し、歪んだ人間関係や人の内面をエグる本作の衝撃度を想起させるビジュアルに仕上がった。
そして、主題歌は、yamaが本作のために作詞を手掛けた「独白」に決定。この楽曲制作について、yamaは「消えない傷を抱えながら、自分自身を受容し、散らばった心を少しでも取り戻していけるように願って歌詞を書きました」とコメント。美鈴をはじめとする登場人物達の心情に寄り添う楽曲となった。
映画『先生の白い嘘』は、7月5日より劇場公開。
猪狩、三吉、風間、yamaのコメント全文は以下の通り。
＜コメント全文＞
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