インテル加入に近づくフラッテージ [写真]=Getty Images
インテルが、サッスオーロに所属するイタリア代表MFダヴィデ・フラッテージの獲得に迫っているようだ。4日、イタリアメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
インテルでは今月3日にクロアチア代表MFマルセロ・ブロゾヴィッチがサウジ・プロフェッショナルリーグ（SPL）のアル・ナスルへと完全移籍を果たした。これに伴い、代役の獲得が必要となったインテルは、ミランやユヴェントス、ローマなども関心を示しているフラッテージの獲得に近づいているようだ。
報道によると、インテルはすでにサッスオーロと買い取り義務付きのレンタル移籍で合意した模様で、最終的な詳細が決定した後に正式発表される見込みとなっているという。レンタル料は600万ユーロ（約9億円）となり、2024年2月に有効となる買い取り金額は2600〜2700万ユーロ（約41〜42億円）に設定。また、代わりに600〜700万ユーロ（約9〜11億円）と評価されている22歳のイタリア人FWサムエレ・ムラッティエーリがサッスオーロに加入することになる。
さらに、ボーナスとして500万ユーロ（約8億円）が追加で支払われる可能性があるほか、今後移籍した際の売却費10パーセントをサッスオーロに支払うことになる売却条項も設定されることになり、すべての追加条件が満たされた場合には総額3800万ユーロ（約60億円）程度の取引になるようだ。
そして、この移籍が決定すればフラッテージの古巣で売却条項を持っているローマも960万ユーロ（約15億円）を受け取るほか、すべてのボーナスが発生した場合にはさらに150万ユーロ（約2億円）を得る可能性もあることが伝えられている。
なお、インテルはフラッテージと年俸280万ユーロ（約4億円）の5年契約を締結する模様で、7日にメディカルチェックも予定されており、同選手の移籍発表は時間の問題になっているようだ。
現在23歳のフラッテージはローマの下部組織出身で、2017年7月にサッスオーロに完全移籍で加入した。アスコリやエンポリ、モンツァなどへの期限付き移籍も経験。2022－23シーズンはセリエAで36試合に出場し、7ゴールを記録した。また、2022年6月にはイタリア代表デビューも果たし、これまで通算6試合に出場している。
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By サッカーキング編集部
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