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4試合で3G3Aと躍動! “絶好調”の南野拓実が語る充実のモナコ2年目「自由にプレーできている」

2023.09.15

モナコで大活躍中の南野拓実 [写真]=Getty Images

 モナコに所属する日本代表FW南野拓実が、自身の好調について言及した。14日、リーグ・アン公式サイトがコメントを伝えている。

 現在28歳の南野は昨年夏にリヴァプールからモナコへ完全移籍で加入。初年度は新たな環境への適応に苦戦し、公式戦25試合出場1ゴール4アシストという成績に留まったが、2年目の今シーズンは開幕からの4試合で3ゴール3アシストをマークするなど絶好調を維持。ザルツブルク時代に指導を受けたアドルフ・ヒュッター監督の下で攻撃の主軸として躍動し、リーグ首位を走るチームを牽引している。

 クラブの月間最優秀選手(MVP)やリーグ・アンの月間MVP候補に選出されるなど、高い評価を受けている南野。現在のチーム状況について「とても特別なことです。僕たちはポジティブなフットボールを展開し、順位表の一番上に立っています」と充実感を示しつつ、苦戦を強いられた昨シーズン、そして監督交代を経て迎えた今シーズンについてそれぞれ次のように語っている。

「昨年は僕にとって難しいシーズンでした。チームもあまり上手く機能しておらず、そのような状況下で自分のベストを発揮することができませんでした。あの時、問題を解決できていれば、状況を変えることもできたはずです。しかし、すべてのことが明確だったわけではなく、後悔しています。正直に言うと腹が立っていましたが、それが今のようなプレーをする原動力でもあります。今シーズンはあのようなフラストレーションを払拭したいですね」

「監督が変わると聞いた時、僕はスタメンに名を連ね、最高のレベルでプレーすることだけを望んでいました。チームとともに良いシーズンを過ごしたいと思っています。シーズンは長いですが、これまでのところは順調に進んでいます。監督の指示を受け入れ、戦略をできる限り早く実行しようと努めていますし、この調子が続くことを願っています」

 今シーズンのモナコは最前線にフランス人FWウィサム・ベン・イェデルを配置し、その後方に南野とロシア代表MFアレクサンドル・ゴロヴィンという2人の攻撃的MFを並べるシステムを採用している。南野は現在の定位置について次のように充実感を示している。

「僕の好みのポジションでもあるし、能力を最大限に発揮できるポジションだと思っています。ウィサムが作り出したスペースを活用する必要がありますが、それこそが僕が最も楽しんでいることなんです。その役割を果たす時には自由にプレーすることができますし、今のところは非常に上手くいっていると思います」

 自らが得意とするポジションでのプレーを重ね、充実したシーズン序盤を過ごしている南野。今後のさらなる活躍にも期待がかかる。

By サッカーキング編集部

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