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ホームの横浜FMが浦和を下し、先勝に成功! 2018年以来の決勝進出に王手

2023.10.11

ゴールを決めたアンデルソン・ロペス [写真]=兼子愼一郎

 JリーグYBCルヴァンカップ・プライムステージ準決勝第1戦が11日に行われ、横浜F・マリノス浦和レッズが対戦した。

 2018年以来の決勝進出を目指す横浜FMが、公式戦11試合負けなしと好調を維持する浦和をホーム『日産スタジアム』に迎えての第1戦。19分、アウェイの浦和がチャンスを迎える。相手のバックパスにホセ・カンテが反応すると、そのままカウンターを発動。関根貴大が相手DFにアプローチしてボールを残すと、最後はペナルティエリア手前からホセ・カンテが左足でシュート。しかし、このシュートは枠を捉えることができなかった。

 続けて45分、浦和が再びチャンスを迎える。右サイドの相手陣中央から安居海渡が横パスを送ると、ホセ・カンテが巧みなターンで相手DFを剥がし、ペナルティエリア手前の中央から左足でミドルシュートを放つ。しかし、シュートは枠をとらえられず。ゴールとはならなかった。

 一方の横浜FMはその1分後、ペナルティエリア手前の右で後ろ向きに受けたヤン・マテウスが相手DFの股を抜きながら左へ横パスを送る。これを受けたエウベルはすかさず右足を振り抜き、強烈なシュートを放ったものの、ボールはゴール右上に外れた。前半はこのまま終了し、ゴールレスで試合を折り返した。

 迎えた後半、61分に横浜FMが先制に成功する。左サイドの相手陣中央からエウベルが右足でクロスを上げると、ファーサイドのヤン・マテウスが反応。すると、ヤン・マテウスの前にいた相手DFの手に当たり、PKを獲得。キッカーを務めたアンデルソン・ロペスがゴール左下へ蹴り込み、ボールはゴールネットを揺らした。

 1点ビハインドとなった浦和は78分、右サイドの相手陣中央からのFKのチャンスを得ると、キッカーの岩尾憲が右足でゴール前へクロスを供給。このボールに味方が複数人飛び込むと、最後はファーサイドに飛び込んだ味方がシュートを放ったものの、ボールは枠を捉えることができず。得点には至らなかった。

 その後、1点を追う浦和はボールを保持し、相手陣内に押し込む展開を作ったものの、最後までゴールを奪うことはできず。試合はこのまま終了し、ホームの横浜FMが先勝に成功した。第2戦は15日に浦和ホームで行われる。

【スコア】
横浜F・マリノス 1-0 浦和レッズ

【得点者】
1-0 61分 アンデルソン・ロペス(横浜FM)

By サッカーキング編集部

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