優勝を決め、酒井(左)、扇原(右)と喜びを分かち合う山口 [写真]=J.LEAGUE
ヴィッセル神戸は25日、明治安田生命J1リーグ第33節で名古屋グランパスと対戦。2-1で勝利を飾り、悲願の初優勝を飾った。試合後、チームの主将を務める山口蛍がフラッシュインタビューに応え、その胸中を明かした。
2位の横浜F・マリノスが今節を引き分けたことで、名古屋に勝利すれば最終節を残して優勝できる状況だった神戸。12分に井出遥也のゴールで先制すると、その2分後には武藤嘉紀が追加点を奪取。その後に1点を返されたものの、1点差を守りきって2-1で勝利した。
この試合に58分から出場し、勝利に大きく貢献した山口蛍は試合後、「経験したことのないようなすごい嬉しい気持ちですし、試合のホイッスルが鳴る5分前くらいから気持ちが出ちゃっていました。すごくうれしいです」と喜びを露わにした。
続けて、試合終了を告げるホイッスルが鳴り響くと同時にピッチに倒れ込んだことについて尋ねられると、「ここまでヴィッセル神戸というクラブは苦楽を共にして、良い時もあったけど、悪い時もあったし。僕は長い間、いたわけではないですけど、そういった思いを含めてこのクラブ、こみ上げてくる思いというのが、ファン・サポーター含めてあるなとすごく感じたので、優勝が決まった瞬間にはそういう思いがこみあげてきました」とその時の胸中を明かした。
また、この優勝が決まる“大一番”でケガからの復帰を果たしたことについては「個人的には最後、チームに迷惑をかけてしまったので、なるべくこの試合で戻ってきたいと思っていましたし、間に合うかどうかもギリギリだった中で、こうやって間に合わせてくれたメディカルスタッフ含めて、家族の支えもありますし、チームメイトもずっと待ってくれていたので、最後こうやっていい形で戻ってくることができて本当によかったです」と目頭を押さえながら感謝の言葉を口にした。
インタビューの最後には、山口はサポーターに向けて「いろいろ思うことはあると思いますけど、とにかく今日は1日、目一杯盛り上がりましょう! ありがとうございました」とメッセージを送った。
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By サッカーキング編集部
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