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Jリーグが今季のホームグロウン選手人数を発表…最多は広島、13クラブが不遵守

2023.04.14

[写真]=Getty Images

 Jリーグは14日、ホームグロウン制度における2023シーズンのホームグロウン選手の人数および不遵守への対応について発表した。

 Jリーグでは各クラブが選手育成にコミットし、アカデミーの現場を変えていくことを目的に2019シーズンからホームグロウン制度が導入されている。これにより、Jクラブは、ホームグロウン選手を規程の人数以上、トップチームに登録する必要がある。


 2023シーズンの基準人数はJ1が4名、J2/J3が2名となっているが、カウント基準日となる第1登録ウインドー終了の3月31日までに規定人数に達しなかったクラブは、2024シーズンのプロA選手「25名枠」は不足人数分減じられることとなっている。

 そして、今回の発表によると、J2では3クラブ、J3では10クラブがホームグロウン制度に不遵守となっていることが明らかになった。なお、対象のクラブは以下の通り。

J2:いわきFC、ザスパクサツ群馬、藤枝MYFC
J3:いわてグルージャ盛岡、ヴァンラーレ八戸、福島ユナイテッドFC、SC相模原、カターレ富山、FC大阪、奈良クラブ、FC今治、テゲバジャーロ宮崎、FC琉球

■ホームグロウン選手人数 ※カウント基準日(第1登録ウインドー終了の3月31日)
<2023シーズンの基準人数J1:4名 J2/J3:2名>
▼J1(人数)
札幌:8
鹿島:12
浦和:5
柏:12
FC東京:10
川崎F:10
横浜FM:8
横浜FC:5
湘南:5
新潟:6
名古屋:7
京都:9
G大阪:8
C大阪:9
神戸:9
広島:16
福岡:6
鳥栖:6
J1合計:151

▼J2(人数)
仙台:4
秋田:2
山形:3
いわき:0
水戸:2
栃木:4
群馬:1
大宮:10
千葉:4
東京V:9
町田:2
甲府:5
金沢:2
清水:10
磐田:14
藤枝:0
岡山:2
山口:2
徳島:3
長崎:3
熊本:5
大分:8
J2合計:95

▼J3(人数)
岩手:0
八戸:1
福島:0
YS横浜:2
相模原:0
松本:7
長野:3
富山:1
沼津:3
岐阜:4
FC大阪:0
奈良:0
鳥取:4
讃岐:5
愛媛:9
今治:0
北九州:3
宮崎:1
鹿児島:2
琉球:1
J3合計:46

■ホームグロウン制度
1. ホームグロウン選手選手の定義
12歳の誕生日を迎える年度から21歳の誕生日を迎える年度までの期間において、特定のJクラブの第1種、第2種、第3種又は第4種チームに登録された期間(以下、本条において「育成期間」という。)の合計日数が990日(Jリーグの3シーズンに相当する期間)以上である選手を、本条において当該Jクラブのホームグロウン選手という。

2. ホームグロウン選手の登録義務
Jクラブの第1種チームは、当該シーズンの初回の登録ウインドーの終了日(以下、「カウント基準日」という。)において、次に定める人数以上のホームグロウン選手を登録していなければならない。
2019年シーズン  J1:2名 J2/J3:0名
2020年シーズン  J1:2名 J2/J3:0名
2021年シーズン  J1:3名 J2/J3:0名
2022年シーズン  J1:4名 J2/J3:1名
2023年シーズン  J1:4名 J2/J3:2名
2024年シーズン  J1:4名 J2/J3:2名

3. ホームグロウン制度の不遵守
Jクラブの第1種チームが、カウント基準日において前項に定める人数のホームグロウン選手を登録しなかった場合、翌シーズンにおいて当該チームが登録できるプロA選手の数は、前項に定める人数に満たない人数分減じられるものとする。

4. ホームグロウン制度に関する特記事項
(1)選手が期限付移籍する場合、当該期限付移籍された期間については、期限付移籍元のJクラブの育成期間に算入されるものとし、期限付移籍先のJクラブの育成期間には算入されない。
(2)特別指定選手制度により、他のチームに登録しながらJクラブの第1種チームの試合に出場することが認められる場合、これらの期間は当該Jクラブの育成期間には算入されない。
(3)カウント基準日において期限付移籍中の選手は、本条2に定める登録義務との関係では、期限付移籍先のJクラブのホームグロウン選手としてカウントされるものとし、期限付移籍元のJクラブのホームグロウン選手としてカウントされない。

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