阿部寛、Chara、クドカンら豪華キャスト出演の深夜ドラマが「クセになる」

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阿部寛、Chara、クドカンら豪華キャスト出演の深夜ドラマが「クセになる」

阿部寛が主演を務めるドラマ25『すべて忘れてしまうから』(テレビ東京系、毎週金曜24:52~)が、10月13日より放送スタート。“M”(阿部)を中心とした会話劇が「クセになる」とSNS上で話題となった(以下ネタバレが含まれます)。

何件かあるお気に入りの店を「取材」と称して書斎替わりにし、執筆作業をする日々を送っているミステリー作家のM。筆が止まると店を見渡し、トラブルを抱えていそうな人物を探して観察。それを頼りに小説を書いていた。そんなMには彼女“F”(尾野真千子)がいるのだが、ハロウィンの夜から3週間ほど連絡が取れていない状態にあった。

そんな中、Mが「BAR灯台」に足を運び、常連たちと会話したり酒を酌み交わしたりしていると、片目を黒い眼帯で隠した女性が現れる。「あの子、どこですか?」と急に話しかけてきたと女性は、なんとFの姉(酒井美紀)。姉への連絡も3週間前で止まっており、祖母の遺産の話をするためにハロウィンの夜に会う約束をしていたが、「渋谷駅が混雑しているので遅れます」という連絡を寄こしたまま、いなくなってしまったという。

本来ならば祖母の遺産は姉妹2人で分けるもののはずが、祖母の遺言書には全額妹に授けると書かれていたよう。祖母の生前、妹は頻繁に家や病院に通っていたそうで「薬でだいぶ耄碌していたはずだし、本当に祖母の意思だったのかなって……」と姉はFを疑っているような言動をする。

自身も相続できると思い込み、家のリフォームをしてしまったと焦る姉。「あの子が戻って来るまで、リフォーム代をあなたが立て替えてください」と強引に財布をひったくり、中から万札すべて引き抜いてしまう。そして、「あの子を早く、見つけてくださいね」と言って店から出ていくのだった。

阿部をはじめ、尾野、酒井、Chara、宮藤官九郎らが登場する本作。SNS上では「豪華すぎるメンツ」「会話劇がクセになる」「不思議な雰囲気に虜になってしまった」という声が上がった。

次回、第2話は10月20日に放送。Fの居場所の手がかりになればと、Mは彼女の勤め先である幼稚園に向かう。