名古屋鉄道は1日、河和線の新駅、加木屋中ノ池(かぎやなかのいけ)駅について、開業日を2024年3月16日に決定したと発表した。北改札口のみ同日の始発から営業。南改札口は2024年度の開業を予定している。

  • 加木屋中ノ池駅の北口駅舎・北口駅前広場イメージパース図

河和線の高横須賀駅から南加木屋駅まで、東海市の要請にもとづき、地域住民の利便性向上と交通円滑化など図るべく、鉄道高架化および新駅設置工事が進められてきた。

3月16日に開業する加木屋中ノ池駅も東海市内にあり、高横須賀駅・南加木屋駅からそれぞれ1.4kmの地点に位置する。新駅をおもに利用する人にとってわかりやすく、親しみやすいように、駅勢圏内にある「加木屋町」「中ノ池」の両地域名を駅名に採用。東海市の要望により、副駅名「公立西知多総合病院前」も設定された。

  • 加木屋中ノ池駅の位置図と駅周辺のイメージパース図

加木屋中ノ池駅は2面2線の相対式ホーム(6両対応)とし、駅集中管理システムを導入。自動改札機、自動券売機、インターホンなど設置する。改札口は新駅の北側・南側に設けられ、公立西知多総合病院の最寄り改札口となる北改札口が3月16日に開業。2024年度に南改札口も開業する。