アル・ヒラル移籍が決定したマルコム（写真は2022年2月のもの） [写真]=Getty Images
アル・ヒラルは26日、ゼニトからブラジル人FWマルコムを完全移籍で獲得したことを発表した。
発表によると、アル・ヒラルはマルコムと2027年6月30日までとなる4年契約を締結し、背番号は「77」に決定。なお、移籍金については明らかになっていないが、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、総額6000万ユーロ（約93億円）で両クラブは合意したという。
現在26歳のマルコムはコリンチャンスでプロキャリアをスタートさせた。2016年1月にボルドーへ移籍した後、2018年7月にバルセロナに加入した。しかし、定位置を確保することはできず、翌年夏にゼニトへと完全移籍となった。2021年にはU－24ブラジル代表に選出され、決勝で決勝点を挙げるなど東京オリンピックでの金メダル獲得にも貢献した。
昨シーズンはリーグ戦27試合出場で23ゴール9アシストを記録していたマルコムだが、サウジ・プロフェッショナルリーグ（SPL）に活躍の場を移すこととなった。
なお、アル・ヒラルにとってはウルヴァーハンプトンからポルトガル代表MFルベン・ネヴェスを4700万ポンド（約85億円）で、チェルシーからセネガル代表DFカリドゥ・クリバリを1700万ポンド（約31億円）で、ラツィオからセルビア代表MFセルゲイ・ミリンコヴィッチ・サヴィッチを4000万ユーロ（約62億円）と見られる移籍金でそれぞれ獲得したのに続いての大物選手加入となった。
By サッカーキング編集部
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