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新天地適応に時間が必要と認めるも…遠藤航「これは僕の夢で楽しんでいる」

2023.09.29

リヴァプールでプレーする遠藤 [写真]=Getty Images

 今夏リヴァプールに加入した日本代表MF遠藤航が、新天地への適応について言及した。

 カラバオ・カップ(EFLカップ)3回戦が27日に行われ、リヴァプールはレスター(2部)と対戦。3分に先制点を奪われたものの、48分にコーディ・ガクポのゴールで追いつくと、70分には遠藤の縦パスからドミニク・ソボスライが豪快なミドルシュートを叩き込み、勝ち越しに成功。その後、89分にはディオゴ・ジョッタがダメ押しゴールを奪い、3-1で逆転勝利を収めた。

 遠藤は今夏のリヴァプール加入後、数的不利の中での出場が続く不運があったほか、2度目の先発出場となった21日に行われたヨーロッパリーグ(EL)・グループE第1節のLASKリンツ戦後には地元メディアから厳しい評価が与えられるなど、新天地への適応に少し苦しんでいることが指摘されていた。

 しかし、加入後3度目の先発出場を果たしたレスター戦では初アシストを記録した上に、データサイト『OPTA』によると、インターセプト数やポゼッション獲得数、空中戦勝率などでチームトップの数字を記録するなど、本来の実力を見せることに成功した。

 試合後、イギリスメディア『アスレティック』のインタビューに応じた遠藤は「システムが違って、試合はより速く、ここでのポジションは以前のところよりも少しだけ上がりました」と前所属のシュトゥットガルト時代とは役割が違うことを明かしつつ、次のように続けた。

「監督は僕にディフェンダーの前にいることだけを望んではいません。より高い位置まで上がって、常にボールを奪おうと努めなければなりません。ここではすべての試合に勝たなければならないけど、その結果としてプレッシャーは感じていないです」

「僕は謙虚だけど、彼らが僕を信じてくれるからここにいるんだというメンタリティを持っています。それに参加できるということは楽しみなことです。これは僕の夢であり、楽しんでいます。これまでのところは素晴らしい成果を上げていると思います」

 また、改めてレスター戦は「とても楽しめました。これまでの試合よりも自分は優れていたと思います。自分が誰であるかを示すことができて嬉しく思っています」と手応えを口にしながら、さらなる活躍を誓った。

「守備面では適応しようと努力しています。後半のプレーのように、ニューカッスル戦でもヨーロッパの試合でもプレーしたかったけど、時間が必要であることはわかっていました。90分間フル出場することができてよかったし、違いを見せることができたと思います。後半のようなプレーができれば、プレミアリーグでももっとプレーできると思います。準備はできていますし、どの試合でもこのようなパフォーマンスを見せなければなりません」

By サッカーキング編集部

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