「アジアカップに簡単な戦いはない」森保一監督、2失点喫したセットプレーの修正誓う

　日本代表は14日、AFCアジアカップカタール2023・グループD第1節でベトナム代表と対戦し、4対2で勝利した。

　一度はベトナムにリードを許す厳しい展開となった初戦、日本代表を率いる森保一監督は「『アジアカップに簡単な戦いはないぞ』と教えてくれた初戦でした。初戦の難しさもありましたし、その中で追う展開になったことは反省しないといけませんが、自分たちの理想通りの展開にならなかった時に選手たちが落ち着いて修正してくれて、また試合を我々の流れに持ってこれたことは、反省点がありながらも今後に向けて自信になる試合になったと思います」と総括した。

　前半の2失点はいずれもセットプレーによるものだった。「ワールドカップ最終予選でベトナムと対戦した時も、セットプレー一発でやられました。アジアカップを戦う上で、どのチームもセットプレーにはパワーをかけてくると思うので、しっかりと対応できるように、次に向けて修正しないといけないと思います」と修正を誓った。

　最後に「日本のサポーターの皆さん、能登半島地震で被災をしている皆さん、勝利と励ましのエールを送れるようにベストを尽くしたいと思います」とメッセージを送った。次戦は19日（金）20時30分〜、グループD第2節でイラク代表と対戦する。