2023年4月19日(水)24時から放送開始となったTVアニメ『贄姫と獣の王』より、BINの「朔の贄」を使用したノンクレジットオープニング映像&GARNiDELiA「ONLY」を使用したノンクレジットエンディング映像が公開された。

いずれも作品に寄り添った楽曲がアニメ映像と見事にマッチしているので、じっくりチェックしてみたい。

●TVアニメ『贄姫と獣の王』ノンクレジットOP《BIN「朔の贄」》

●TVアニメ『贄姫と獣の王』ノンクレジットED《GARNiDELiA「ONLY」》

そして、TVアニメ『贄姫と獣の王』のBlu-rayシリーズの発売が決定。全6巻構成で、本編が4話ずつ収録される。ジャケットは、キャラクターデザイン・長谷川眞也の描き下ろしによるスペシャルデジパック仕様となる。そのほか、原作者・友藤結による描き下ろしショート漫画や、各種設定が掲載されたスペシャルブックレットも封入される予定となっている。

また同時に、KOHTA YAMAMOTOによる本アニメのオリジナルサウンドトラックアルバムの発売と配信も決定。ストリングスをはじめとした生楽器の収録を行い、アニメの世界観に沿って彩りを加えている楽曲の数々も本作アニメの注目ポイントのひとつ。今回幅広い楽曲を制作したYAMAMOTOだが、「(異種族の愛をテーマにした作品同様に)音楽も多様性のある作品になっている」とコメントしている。

◎KOHTA YAMAMOTOのコメント
「贄姫と獣の王」の音楽制作にあたり原作を読ませていただきました。そこで感じたことは、人間と魔族との愛をテーマにしたファンタジー作品ではあるものの、本質的には私たちが現実に直面している他者との関わり方というとても身につまされるテーマの作品なんだということでした。
他者とどう関わるのか、受け入れるのかは今現在私たちが抱えている身近かつワールドワイドな問題です。この作品を通じて日頃の自分のあり方を見直すきっかけにもなりました。だからこそこの作品が多くの人に支持されているのだと思いますし、そのような作品に携わることができる幸せを感じています。
音楽としてはそういったテーマの楽曲ではできるだけパーソナルな感情を表現することを意識して制作しました。
もちろん孤独やトラウマと向き合う楽曲だけでなく、そこに寄り添ってくれる人達の楽曲もあります。優しい曲やコミカルな曲、そしてバトル曲まで幅広く制作しましたが、それぞれのシーンに合わせて世界観を振り切ることを心掛けました。そういった意味でも音楽も多様性のある作品になっているかと思います。
映像と併せて音楽も是非楽しんでいただけますと嬉しいです。

サウンドトラックアルバムは2023年9月27日にフィジカル2形態(CD、2枚組アナログレコード)および配信でリリースが決定しており、全編のリリースに先駆けての一部楽曲の先行配信や、CD・レコード未収録楽曲の配信も予定されている(詳細は後日発表)。ジャケットイラストは『贄姫と獣の王』の原作者・友藤結による描き下ろしとなっている。

TVアニメ『贄姫と獣の王』の各詳細はアニメ公式サイトにて。

(C)友藤 結・白泉社/「贄姫と獣の王」製作委員会