マンUのキャプテン変更が決定…マグワイアがSNSで明かす「今後も変わらずに全力を尽くす」

　マンチェスター・Uに所属しているイングランド代表DFハリー・マグワイアが16日、エリック・テン・ハフ監督との話し合いの結果、クラブのキャプテンが変更されることを明かした。

　2019年夏に“DF史上最高額”の移籍金8000万ポンド（当時のレートで約104億円）でマンチェスター・Uに完全移籍加入したマグワイアは、2019－20シーズン途中に元イングランド代表DFアシュリー・ヤング（現：エヴァートン）がインテルへ移籍したことを受け、加入初年度にしてキャプテンを任されていた。その後はキャプテンマークを巻いて最終ラインの中心選手に君臨してきたものの、テン・ハフ監督が就任した2022－23シーズンは序列が低下。公式戦31試合に出場した中で16試合がスタメンでの出場となっており、マグワイアの不在時にはポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスがキャプテンマークを巻いてピッチに立っていた。

　マグワイアは16日に自身の公式SNSを更新。テン・ハフ監督と話し合いの場を持ち、新シーズンよりキャプテンが変更となったことを明かした。キャプテンを務めた3シーズン半を振り返り、ファン・サポーターへ感謝の言葉を綴っている。

「本日の監督との話し合いの中で、キャプテンを交代することを告げられた。彼は自らの言葉でその理由を伝えてくれた。個人的には非常に残念に思っているが、このユニフォームを身に纏う時にはこれまでと変わらず全力を尽くすつもりだ」

「今回の決定を受けて、僕が腕章をつけている間、素晴らしいサポートをしてくれたマンチェスター・Uのファンのみんなに感謝の気持ちを伝えたい。3年半前のキャプテン就任以来、マンチェスター・Uを代表するのは大きな特権であり、僕のこれまでのキャリアの中で最も誇らしい瞬間のひとつだった。クラブレベルのサッカー界で最高の栄誉のひとつなのだからね。僕はこのクラブが成功を収めるため、ピッチ内外でできる限りのことをしてきたと自負している」

「初めて僕にキャプテンマークを託してくれたオーレ・グンナー・スールシャールには、常に感謝の気持ちを持っているし、これからもこの気持ちは変わらないだろう。次にキャプテンを任される人物がクラブを成功に導いてくれると信じている。僕も最大限のサポートをすると約束する」

　なお、現地メディア『マンチェスター・イブニング・ニュース』によると、B・フェルナンデスが新たなキャプテンに就任する見通しだという。現時点でクラブからの正式発表は行われていない。