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天王山でレアル・マドリードに完敗…ジローナ指揮官「彼らとの距離はとても遠い」

2024.02.11

レアル・マドリードとの天王山で敗れたジローナ [写真]=Getty Images

 ジローナを率いるミチェル監督が、10日に行われたラ・リーガ第24節レアル・マドリード戦を振り返った。同日、スペイン紙『マルカ』がコメントを伝えた。

 今季のリーグ戦で躍進を続ける2位ジローナが、敵地『サンティアゴ・ベルナベウ』に乗り込み、勝ち点差「2」の首位レアル・マドリードに挑んだ。しかし、イングランド代表MFジュード・ベリンガムの2ゴールを許すなど4失点を喫し、“銀河系軍団”との圧倒的な実力差の前に散ることとなった。

 ミチェル監督は試合後、「私たちは彼らと同じレベルにない。レアル・マドリードが最大出力を出し、私たちは何もできなかった。チームを責めたりはしない。この結果は私たちの成長に役立つ。このシーズンは素晴らしいが、私たちのリーグではない。優勝できると感じたことは一度もないが、それでもまだ夢の中にいる」と、首位相手に健闘したチームを労った。

「自分たちの立ち位置について、謙虚でなければならない。今の順位は私たちにとって特権的だ。レアル・マドリードと競争することが目的だったが、そうはならなかった。このレベルでレアル・マドリードと戦えるのは、世界中を見渡しても4、5チームしかいない。彼らのレベルはとても高く、彼らとの距離はとても遠い」

 ミチェル監督は試合前と同じく、ジローナの目標はあくまでも欧州クラブ大会の出場権獲得であることを強調。「私たちは4位争いの候補にない。アスレティック・ビルバオ、レアル・ソシエダ、ベティス、バレンシアといった強力なライバルがリーグにいる。ヨーロッパに行くため、戦い続けなければならない」と、シーズン後半戦への意気込みを示した。

 ジローナの次節は19日に行われ、暫定勝ち点差「11」の5位アスレティック・ビルバオと敵地で対戦する。

By サッカーキング編集部

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