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ルカク、サウジからの年俸71億円の“巨額”オファーを拒否…インテルへの残留を希望

2023.06.30

去就に注目が集まるルカク [写真]=Getty Images

 ベルギー代表FWロメル・ルカクが、サウジアラビアのアル・ヒラルからの“巨額”オファーを拒否したようだ。29日、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が報じている。

 現在30歳のルカクは、2021年8月にチェルシー史上最高額となる移籍金1億1500万ユーロ(当時レートで約149億円)でインテルから完全移籍。2021-22シーズンは公式戦44試合の出場で15ゴール2アシストを記録したものの、パフォーマンスに対する批判が集まり、トーマス・トゥヘル元監督の下で絶対的なレギュラーとしては起用されなかった。

 すると、ルカクはわずか1年で古巣への復帰を希望。クラブもその要望に応じ、昨年7月から2022-23シーズン終了までの1年間の期限付き移籍でインテルに復帰した。今シーズンは負傷の影響もあり離脱している期間も長かったが、終盤に活躍を見せて最終的には公式戦37試合の出場で14ゴール7アシストを記録した。

 そんなルカクだが、今夏に期限付き移籍期間の満了を迎えることから去就には注目が集まっている。今回の報道によると、サウジ・プロフェッショナルリーグ(SPL)に所属するアル・ヒラルからルカクに対し、年俸4500万ユーロ(約71億円)のオファーが提示されているという。しかし、ルカクはかねてからインテル残留を強く望んでおり、この“巨額”オファーを拒否したとのこと。また、インテル側もルカクをとどめる意向を示しているが、財政問題の影響で完全移籍を実現させることが困難であることや、同選手に対して減俸を要求する可能性も伝えられている。

 交渉が難航することが予想されているルカクだが、果たして来シーズンどこでプレーすることになるのだろうか。今後の動向に注目が集まる。

By サッカーキング編集部

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