横浜F・マリノスは12月1日、大分トリニータに所属するMF井上健太が完全移籍で加入することを発表した。
1998年生まれで現在24歳の井上は、福岡大学在学中の2020年にJFA・Jリーグ特別指定選手として大分でプレーし、2021シーズンから正式に加入。今シーズンは明治安田生命J2リーグで34試合出場1得点、JリーグYBCルヴァンカップで6試合出場を記録した。
完全移籍が決定した井上は横浜FMのクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。
「大分トリニータから加入しました井上健太です。横浜市出身のハマっ子です。小学生の頃、よく母親と日産スタジアムに足を運んでいました。ファン・サポーターの大きな声援やピッチで躍動する選手の姿を見て、自分もプロサッカー選手になりたいと夢を持ちました。憧れのクラブ、横浜という街に自分らしく全力で貢献したいと思います。マリノスファミリーの皆さまよろしくお願いします」
そして、井上は大分のクラブ公式サイトでも以下のようにコメントしている。
「大分トリニータに関わる全ての皆様へ この度、横浜F・マリノスへ移籍することになりました。日の目も見なかった大学生の自分にこの世界に手を差し伸べてくれた西山GM、上本スカウト、本当にありがとうございました。トリニータでは、悔しいこと、嬉しいこと、仲間と勝利を分かち合えたこと、沢山の経験をさせてもらいました。全ての経験が幸せだったと感じています」
「J2に降格し、1年でのJ1復帰を成し遂げられなかったことは、大変申し訳ないと思っており僕の唯一の心残りです。共に戦う仲間達(サポーター)には、いつも迫力ある応援をしてもらい、『ここまで歯を食いしばってサッカーをしてきてよかった』と、心の底から毎試合思うことができました。本当にありがとうございました」
「そんな皆様に『あいつは大分が育てた!』と誇ってもらえるように自分の決断を信じて突き進んでいきたいと思います!別れは悲しいですが、大分県民の温かさ、温泉、美味しいご飯、大分トリニータ、全てが大好きです!」
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By サッカーキング編集部
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