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天国か地獄か…“運命”の最終節にバイエルン指揮官が意気込み「全集中している」

2023.05.27

最終節のケルン戦に向けて意気込みを語ったトゥヘル監督 [写真]=Getty Images

 バイエルンを率いるトーマス・トゥヘル監督が、27日に行われるブンデスリーガ最終節のケルン戦に向けて意気込みを語った。同日、クラブ公式サイトがコメントを伝えている。

 現在、前人未到のリーグ11連覇を目指す2位バイエルンは、首位ドルトムントを勝ち点「2」差で追いかけている。前節は、3位ライプツィヒを相手に幸先よく先制に成功したものの、後半に3失点を喫し、1-3で痛恨の敗戦。最終節を前に首位陥落となった。

 タイトル獲得のため、今節ケルン戦での勝利が必須条件となったバイエルン。優勝が懸かるこの試合についてトゥヘル監督は、「私たちの状況は完全に明確で、勝たなければならない。他の人たちの助けも必要だ。どんな試合でも、何が起こるかわからないし、ほんの一瞬の不注意も許されない。私たちは自分たちのことを考え、できる限りうまくいくように努力する。最終節に全集中している」と意気込みを語った。

 続けて、「私は熱狂的な観衆の前でプレーすることになることを期待しているし、膨大な量の運動量と非常に高い位置でプレスを行うような情熱的な相手と対戦することを予想している。彼らはピッチの高い位置でポゼッションすることが多く、フィジカル的な要素に大きく依存している。最終戦では特別なエネルギーでプレーしてくるだろう」と対戦相手を分析した。

 さらに、「アウェイのケルンで、ゴールを決めて勝つことは非常に難しい。私たちは完全に集中し、小さな戦いに勝たなければならない。最初の1秒から自分たちのクオリティを発揮することが必要で、少しでも集中力を欠いたら命とりになる。この試合に勝つためには、しっかりとプランを実行しなければならない」と続け、勝利を誓った。

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By サッカーキング編集部

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