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夏の争奪戦は必須か…アルメリアMFが移籍市場の“爆弾”に? 今冬獲得を目指したバルサは財政事情により断念

2024.02.09

評価急上昇のアルメリアMFディオン・ロピ [写真]=Getty Images

 アルメリアに所属するセネガル代表MFディオン・ロピが移籍市場の注目株になっているようだ。8日、スペイン紙『マルカ』が報じている。

 ラ・リーガ屈指の守備戦術家であるガイスカ・ガリターノ監督就任以降も、初白星が遠く、第23節終了時点で0勝6分17敗の最下位に低迷するアルメリア。そんな同クラブで際立っているのがディオン・ロピだ。昨夏にスタッド・ランスから加入した22歳は、自身の“アイドル”として仰望するポール・ポグバ(ユヴェントス)らしく、恵まれたフィジカルとテクニックを兼ね揃えたプレースタイルの持ち主で、ここまでの公式戦23試合に出場している。

 スペイン初上陸から約5カ月、ロピは早くも国内外から関心を寄せられる選手になりつつある。『マルカ』によると、バルセロナが長期離脱となったガビの代役として、今冬にロピの獲得を目指していたとのこと。しかしサラリーキャップの厳しい制限を受ける“ブラウグラナ”は、同時期にフライブルクが提示した1500万ユーロ(約24億円)のオファーが拒否されたことを掴んでおり、その金額に近づくことさえ困難な現状では手を引かざるを得なかったようだ。

 また『マルカ』は、アルメリアにおける大きな“爆弾”になると指摘。今冬はフライブルクの他、欧州ビッグクラブを含む全てのオファーを拒んだとされるクラブ側の真意は、今夏には同選手に対するオファーがさらに殺到すると考えており、1500万ユーロ(約24億円)以上の金額で売却できると確信しているからという。加えて、これだけのディールを成功させれば、移籍市場にアルメリアの名前を残せることも大きいと報じている。

 シーズン後半戦でも評価を高めていけば、今夏の“アルメリアのポグバ”を巡る争奪戦は必須となりそうだ。

By サッカーキング編集部

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