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“宿敵”アーセナルに一歩及ばず…トッテナム指揮官「時には痛みを感じなければならないこともある」

2024.04.29

トッテナムを率いるポステコグルー監督 [写真]=Getty Images

 トッテナムを率いるアンジェ・ポステコグルー監督がアーセナル戦を振り返った。28日、イギリスメディア『BBC』が同監督のコメントを伝えている。

 プレミアリーグ第35節が28日に行われ、トッテナムアーセナルが対戦した。強いライバル関係を持つ両クラブによる今シーズン2度目の“ノースロンドン・ダービー”は、15分にオウンゴールでアーセナルが先制すると、その後も追加点を奪い前半だけで3点のリードを獲得。対するトッテナムも、64分にクリスティアン・ロメロが相手のミスからゴールを挙げ、87分にはソン・フンミンがPKを沈めて1点差に迫る。しかし、以降は得点が生まれず、3-2でアーセナルが勝利を掴んだ。

 試合後のインタビューに応じたポステコグルー監督は、「前半はあまりにも簡単にゴールを許してしまった。このレベルでは受け入れられず、私たちはその代償を支払った」とコメント。「我々はまだ、特にトランジションの瞬間やセットプレーにおいて、できる限りの逞しさを持っていない。私たちは彼らにゴールへのアクセスをあまりにも簡単に許してしまっている」と敗因を分析した。

 また、「彼らは良いチームであり、ゴールを守る強さを見せなければ罰を受けるだろう」とアーセナルを称賛。続けて、「懸念材料はたくさんあるし、何かひとつを修正しようとするのは、私たちが今いる場所を考えると正しくはない。多くのことを修正しなければならない」と厳しい言葉を口に。一方で、「今日は良くなかった」と述べたものの、「罰を受ける必要があるが、後半はかなり良くなった。次回は違うやり方をしなければならないと理解するために、時には痛みを感じなければならないこともある」と次節に繋がる敗戦であったと強調している。

By サッカーキング編集部

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