大宮アルディージャは6日、FWヤクブ・シュヴィルツォクの獲得を発表 [写真]=Getty Images
大宮アルディージャは6日、ザグウェンビェ・ルビン(ポーランド1部)からポーランド代表FWヤクブ・シュヴィルツォクを完全移籍で獲得したことを発表した。なお、入国日及びチーム合流日は調整中とのことだ。
1992年12月28日生まれのシュヴィルツォクは現在30歳。“クバ”の愛称で親しまれる同選手は、2011年に母国のポロニア・ビトムでプロデビューを果たした。その後は国内の複数クラブで得点を量産すると、2017年にポーランド代表に初選出。2021年夏に行われたEURO2020にも出場し、バルセロナに所属するFWロベルト・レヴァンドフスキらと共演している。
2021年夏からは名古屋グランパスに活躍の場を移した。当時指揮していたマッシモ・フィッカデンティ監督の下で、シュートセンスとフィジカルを武器に“無双”。シーズン途中加入ながら公式戦21試合に出場し12得点を記録するとともに、クラブ史上初となるJリーグYBCルヴァンカップ優勝にも貢献していた。
しかし2021年冬に、同年に行われたAFCチャンピオンズリーグの試合後のドーピング検査にて禁止物質が検出され、アジアサッカー連盟(AFC)から4年間のサッカー関連活動禁止処分を科される事態に。それでも今年に入り、スポーツ仲裁裁判所(CAS)への上訴が実って勝訴。活動禁止処分が解除されると、名古屋グランパスからザグウェンビェ・ルビンへと加入した。
Jリーグの舞台に復帰したシュヴィルツォクは、クラブ公式サイトで決意をコメントしている。
「大宮アルディージャのファン・サポーターの皆さま、初めまして。新たなストライカーのヤクブ・シュヴィルツォクです。再び日本のリーグでプレーする機会を与えていただき、とても光栄に思っています。困難な状況に立ち向かい、チームを上位に導くために、ストライカーとしてゴールを奪い、全力で戦うことをお約束します。また大宮アルディージャを日本を代表する魅力ある強いクラブにしていきたいです。そのためにも共に団結し、クラブの目標を達成するために、チームの一員として成長していきたいと思っています。ファン・サポーターの皆さまの熱いサポートを感じながら、一丸となってチームを勝利に導くことを心から楽しみにしています! スタジアムで会いましょう! クバ」
明治安田生命J2リーグ第24節終了時点で、最下位に沈む大宮アルディージャ。残留圏内との勝ち点差は「7」とクラブ史上初となる明治安田生命J3リーグ降格の危機に瀕しているなかで、起死回生の切り札を手に入れた。
【PR】欧州の強豪が来日!
EUROJAPAN CUP 2024チケット販売中!!
7月24日、EUROJAPAN CUP 2024でセレッソ大阪とボルシア・ドルトムントが対戦する。ボルシア・ドルトムントは7年ぶり4回目の来日だが、関西で試合を行うのは今回が初めてだ。また、迎え撃つセレッソ大阪には、かつてボルシア・ドルトムントでプレーした香川真司が在籍中。今夏注目の“夢の邂逅”を見逃すな!
- ① 今夏のアジアツアーにおいてボルシア・ドルトムントが日本で行う試合はこの1戦のみ
- ② お求めやすい価格設定! (例:カテゴリー5自由席 大人6900円・小中2500円)
- ③ かつてボルシア・ドルトムントで活躍した香川真司が“古巣戦“に挑む!
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト