風間俊介“岡村”「世界で二人だけだったら良いのに」小野花梨“有紗”の障害を知って苦悩

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風間俊介“岡村”「世界で二人だけだったら良いのに」小野花梨“有紗”の障害を知って苦悩

小野花梨風間俊介がW主演を務めるドラマ24『初恋、ざらり』(テレビ東京系、毎週金曜24:12~)の第5話が、8月4日に放送。上戸有紗(小野)に障害があると知った岡村龍二(風間)の苦悩が描かれた(以下ネタバレが含まれます)。

「私、知的障害があるんです」と、とうとう岡村に告げた有紗。その場では「有紗ちゃんは有紗ちゃんだから、関係ないよ」と口にした岡村だったが、これまで気にならなかった有紗の行動や仕事上でのミスに対して、“障害のせい”だと思うようになってしまった。

さらに有紗も、障害のことを話してから岡村の態度がどこかよそよそしくなったと感じていた。一緒にいる時にはあまり吸わなかったタバコの本数が増えていることにも気づき、岡村に「彼女が健常者の方が良いですよね」と療育手帳を返すと言い出した有紗。それについて岡村は有紗の母親・冬美(若村麻由美)に相談しに行くのだが、冬美は「やめてよ、お金もらえなくなっちゃうんじゃん」と言う。

冬美から彼女を育てる苦労を語られ、「有紗を追い詰めているのはアンタじゃん」というキツイ言葉も投げかけられた岡村。「彼女の人生に責任を持つ覚悟もない」「守りたい、救いたいと思うのはおこがましいのだろうか」と悩む中でも、有紗のことを「好き」という気持ちだけは変わらないと思った岡村は、有紗を抱きしめ「世界で二人だけだったら良いのに」とつぶやくのだった。

この最後の台詞により、SNS上では「もっと有紗ちゃんのような子が生きやすい世の中だったらと願ってしまう」「“好き”という気持ちだけで何もかも乗り越えられたらいいのにね」「受け入れようと思っても、色々考えてしまう岡村さんはやっぱり優しい」といった声が見られた。

次回、第6話は8月11日に放送。職場で所長の誕生日を祝うことになるのだが、用意していたプレゼントが無くなるという事件が起こる。

なお現在、民放公式テレビ配信サービス「TVer」では、本作の第1話から第3話も配信中だ。