「夏といえばホラーでしょ！」ということで、民放公式テレビ配信サービス「TVer」では現在、ホラーをテーマに扱った番組を集めた「ホラー特集」を実施中。今回は、2021年に放送された『ほんとにあった怖い話』（フジテレビ系）を紹介する。
コールセンターに勤務する峰岸玲奈（橋本環奈）は、給湯室で休憩している時に、キュルキュルとした不審な音を耳にする。振り返って音の出所を探ろうとすると、白い服を着た女性の姿が通り過ぎ……。しかし、それを確認しようと思って廊下に出るも、女性の姿は消えていた。
そんな中、上司（山中崇）から商品を地下の倉庫まで取りに行ってほしいと頼まれた玲奈。バイト仲間の伊藤麻美（恒松祐里）に倉庫まで案内してもらうのだが、なぜだか麻美の表情は曇りっぱなし。さらに、作業を早く済まそうと急かす麻美。するとどこからか、先日聞いたキュルキュルという音が聞こえて来る。
その日はそれだけで終わったが、数日後、玲奈が業務時間後にひとり残業していると、業務時間が過ぎているにも関わらず客から着信が入る。すでに受付を終了していると伝えようと電話に出ると、ヘッドホンの先から、聞き覚えのあるキュルキュルという音がして……。
後日、麻美に音の正体を訪ねた玲奈。すると彼女も、社内のいろいろな場所で女性の気配を感じていて、それをきっかけに2人は仲を深めていく。しかし麻美は、玲奈を怖がらせないために伝えていない、霊に関する情報を持っていて……。
