JJイングリッシュ社は12月14日、「英語学習に関する調査」の結果を発表した。同調査は、2023年11月28日~29日の期間、英語で日常会話ができる20代から60代の男女331人を対象にインターネットで実施したもの。

  • 日常会話で英語を使用しているシーンや状況

はじめに、英語で日常会話ができる人が、どのような場面で英語を使うのか聞いたところ、「旅行」(31.12%)が最も多い結果に。次いで「日常のコミュニケーション」と、ほぼ同率で「仕事/ビジネス関連」(各23%)が続いた。

  • 英語で日常会話ができることにより感じる最も大きなメリットは?

次に、英語で日常会話ができるメリットを尋ねると、いずれの選択肢も同じくらいの人数に。同社によると、「最も大きなメリットとして感じることは人それぞれということがわかった」としている。

  • 英語を使用した日常会話ができるまで学習過程で最も難しかった課題は何か?

日常会話の英語を習得するまでに難しかった課題について質問したところ、最多回答は「リスニング」であった。日本人はリスニングが苦手とも言われているが、実に4割以上の人がリスニングが最も難しかったと回答。

また、言語習得に欠かせない「語彙」を増やすことに難しさを感じた人が18.1%、「発音」に難しさを感じた人が17.5%と、語学を習得する上で基本となる要素に苦労した人が少なくないことも見受けられた。

  • 前問で選択した課題に対する解決策として、どのアクションを実行したか?

日常会話の英語力習得に成功した人が、どのような学習をしたのか調べると、「毎日学習した」が4割以上を占めた。やはり、継続は力なりで、日々コツコツと学習し続けることがスキル獲得のカギになりそうだとのこと。

  • 英語の学習において最も効果的だと思う方法は何か?

あわせて、具体的な学習方法・内容として効果があったものはどのような方法かを聞いたところ、全体の6割近くの人が「実践」に関する方法を選択。

最も多かったのは、「会話パートナーとの練習」(37.4%)。同調査によるとこれは相手と話す実践であり、その次に多かった「リーディングやリスニングの実践」とまとめて、「実践」と総称できるだろうと説明した。とにかく「実践あるのみ」という学習方法が、英語スキルを伸ばすためには重要なのかもしれないという。