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「フットボールの見え方が完全に変わった」…ライスが新天地アーセナルでの充実感を語る

2023.07.28

今夏にアーセナルに加入したライス [写真]=Getty Images

 アーセナル所属のイングランド代表MFデクラン・ライスが、新天地での充実感を語った。27日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。

 現在24歳のライスは、今夏にウェストハムからアーセナルに完全移籍加入。かねてから同選手を今夏の“トップターゲット”に据えていたガナーズ(アーセナルの愛称)は、クラブ史上最高額とイングラン人史上最高額を更新する1億500万ポンド(約187億円)を注ぎ込み、マンチェスター・Cらとの争奪戦を制した。ライスはアメリカで行われたプレシーズンツアーにも帯同し、既に実戦デビューも果たしている。

 同じくロンドンを本拠地とするウェストハムで長くプレーし、これまで幾度となくアーセナルと対戦してきたライス。「アーセナルを外から見ていて感じたのは、若くてエネルギッシュでハングリー精神に満ちているということ。そして、常に勝利のメンタリティーを持っているということだった」と、“対戦相手”としての印象を明かしつつ、「このチームの一員となり、プロセスの一部になれることは非常にエキサイティングだ。次の6年間の旅を楽しみにしている」と加入の喜びを語っている。

 加入直後のインタビューにて、ライスが移籍決断の要因として挙げていたのが、チームを率いるミケル・アルテタ監督の存在だ。「彼が僕の最大限を引き出してくれるだろうと感じている。まだまだレベルを上げる必要があるし、彼は僕を次のレベルに導いてくれる監督だと思っているよ」と期待を口にしていた同選手だが、既に若きスペイン人指揮官の指導に衝撃を受けているようだ。ライスは加入後の約2週間を振り返りつつ、次のように語っている。

「正直に言ってクレイジーだよ。フットボールの見え方は完全に変わった。自分自身が成長し、プレーしている時にはフットボールを理解していると思い込んでいたが、ミケルのような監督に出会うと、実際にはそうでないことに気付くんだ。ここには今まで経験したことがないようなスタイルやプレー方法がある。これまでとは全く異なるセットアップだよ」

「少し時間はかかるだろうが、全てを学び、自分自身を向上させたら、確実にレベルを上げることができると思う。そして、それはきっと達成できるものだと感じている。全てが上手くいけば、アーセナルは凄まじいチームになるだろう。自分自身も数段上のレベルに到達したいと思っているので、適応がとても重要だ」

 アーセナルは今後、現地時間8月2日に本拠地『エミレーツ・スタジアム』でモナコとの親善試合を行い、8月6日には“3冠王者”マンチェスター・CとのFAコミュニティー・シールドを戦う。

By サッカーキング編集部

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