今季前半戦は札幌でプレーしていた中島大嘉 [写真]＝兼子愼一郎
名古屋グランパスは25日、北海道コンサドーレ札幌よりFW中島大嘉が期限付き移籍にて加入することを発表した。期限付き移籍期間は2023年6月25日から2024年1月31日までとなっている。なお、中島は契約により移籍期間内に両クラブが対戦する公式戦には出場できない。
中島は2002年6月8日生まれの現在21歳。身長188cm、体重88kgの大型ストライカーだ。国見高校を経て、2021年に札幌へ入団。ルーキーイヤーは明治安田生命J1リーグ3試合の出場で終わった。翌シーズンは途中出場が多かったものの、15試合のピッチに立ってリーグ戦初ゴールを含む2得点をマーク。迎えた今シーズンはここまでわずか8試合の出場に。すべて後半途中からの出場となっており、時間に換算するとわずか113分の出場にとどまっていた。なお、JリーグYBCルヴァンカップでは5試合に出場して1ゴールを記録しており、天皇杯JFA第103回全日本サッカー選手権大会・2回戦のSC相模原戦でも得点を挙げていた。
パリ五輪世代のU－22日本代表選出経験もある中島は、札幌のクラブ公式HPを通してコメントを発表。シーズン途中での移籍を容認したクラブへの感謝を明かしつつ、名古屋での進化を誓っている。
「まず、シーズン中での期限付き移籍を許して下さった監督や強化部、チームの皆さんありがとうございます。コンサドーレファミリーの皆さん、いつも熱い声援や日頃からのサポートありがとうございます。半年の期限付き移籍ではありますが、コンサドーレを離れるからには、恥ずかしいところを見せないよう死ぬ気で結果を出してきます。なまら頑張ってきます！！」
また、新天地となる名古屋のクラブ公式HPでは「北海道コンサドーレ札幌から来ました188cm坊主の中島大嘉です。リーグ後半戦、ゴールを量産して愛知を盛り上げます。皆さんと一緒にタイトルを獲り、喜べるように頑張ります！よろしくお願いします！」と意気込んだ。
札幌は明治安田生命J1リーグ第18節を終えた段階で9位、名古屋は暫定2位につけている。なお、中島の合流予定日は6月27日と伝えられた。
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By サッカーキング編集部
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