41年ぶりのF1ラスベガスGPは、1回目のセッションからトラブルが発生し、波乱のスタートとなった。
現地時間午後8時30分にフリー走行1回目が開始されてから約10分後、カルロス・サインツ(フェラーリ)のマシンがコース上で停止した。ラスベガス・ストリップ・サーキットのバックストレート区間を走行中、巨大なダウンフォースによってマシンのフロアと地面との間に発生した負圧によって、アスファルトのなかに埋められていたドレインカバー(排水溝のフタ)が吸い上げられて外れ、サインツのマシンにダメージを負わせた。