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レンタル加入で久保建英と抜群のコンビネーションも…ソシエダ、セルロート獲得の目処立たず?

2023.07.07

セルロートのレアル・ソシエダ復帰は実現するのだろうか [写真]=Getty Images

 2シーズン連続でレアル・ソシエダにレンタル移籍加入したFWアレクサンダー・セルロートだが、このままだと保有元のライプツィヒでプレシーズンを迎えることになりそうだ。6日、スペイン紙『マルカ』が報じている。

 2021-22シーズンに引き続き、2022-23シーズンもレアル・ソシエダにレンタル移籍加入したセルロート。すると、シーズン前半戦はMF久保建英とのツートップでゴールを脅かし、後半戦はワントップでMF久保建英やFWミケル・オヤルサバル、MFダビド・シルバらとのコンビネーションでゴールへの道筋を開いた。最終的に公式戦47試合に出場し16得点4アシストを記録。同クラブにとって、10年ぶりとなるチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に大きく貢献している。

 レンタル移籍期間満了に伴い保有元に復帰したセルロートに関しては、先月8日にレアル・ソシエダのスポーツディレクター(SD)職に就くロベルト・オラベ氏がFW陣の最優先補強対象と断言。しかし、選手本人はレアル・ソシエダ加入を希望している反面、クラブ間で移籍金の折り合いがついていないこと、さらにはリヨンやミランも同選手に関心を寄せていることが交渉を複雑にしていると報じられていた。このままだと同選手は、今月15日に実施予定のメディカルチェックを受けた後、ライプツィヒでプレシーズンを迎えることになる。

 一方で、昨夏にセルロートが加入したタイミングは、プレシーズン開始前どころか、シーズン開始後。レアル・ソシエダにとっては、FWアレクサンデル・イサクがニューカッスルへと電撃移籍したことで補強が急務となり、適応に時間を要さない且つ、ライプツィヒで満足のいく出場時間を得られていなかった同選手を再レンタルするに至っていた。『マルカ』は「夏をまた長引かせ、ギプスコアのクラブにとって現在よりも有利な条件での復帰を目指すしかない」と指摘している。

 果たして新シーズン、セルロートの姿はラ・リーガにあるのだろうか。

By サッカーキング編集部

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