Biz Hitsは12月13日、水道光熱費を滞納した経験がある人に向けて実施した「水道光熱費の滞納に関する意識調査」の結果を発表した。調査は10月12日〜26日、256人の男女を対象に行われた。

水道光熱費を滞納した理由1位は「忘れていた」

  • 水道光熱費を滞納した理由

まず、水道光熱費を滞納した理由について聞いたところ、1位は「支払いを忘れていた」(81人)で、2位に「趣味・娯楽に使ってしまった」(50人)が次ぐ結果となり、生活に困っていたわけではなく"うっかり"であったという人が最多となった。

一方で、「仕事・収入がなかった」(37人)は3位、「収入が減った・少なかった」(27人)は4位で、生活に困って滞納した人もいる事も分かった。5位は「急な出費があった」(9人)。

「支払いを忘れていた」と回答した人からのコメントでは、期日を勘違いしていたり、忙しくて支払いに行くのを忘れていた人が多く見られたほか、振込票や督促状が届いていることに気付いていなかったという人もいた。

「趣味・娯楽に使ってしまった」と回答した人からは、ギャンブルでお金を使ってしまった人が目立ったほか、新社会人や学生の頃に家計を管理する意識が薄くて好きな事に散財してしまったという声も見られた。

水道光熱費を滞納してどうなった?

続いて、水道光熱費を滞納したことのデメリットについて尋ねてみると、1位は「供給停止で生活に支障が出る」(78人)、2位は「健康・衛生面に支障が出る」(73人)、3位は「精神的な負担が大きい」(50人)となった。

  • 水道光熱費を滞納したことのデメリット

通常の生活を送れなくなる不便や、体調不良や衛生面の心配、滞納してしまった事による恥ずかしさや焦りなどのコメントが見られた。

そのほか、「金銭面での負担が増える」(22人)、「納付や再開手続きが面倒」(21人)、「信用を失った」(11人)、「督促状が届く」(7人)といったデメリットも挙がっている。

水道光熱費を滞納したときの対処法については、1位「すぐ払った」(69人)、2位「家族に借りた」(54人)、3位「ガス会社・電力会社・水道局に連絡した」(37人)、4位「給料が入るまで待った」(20人)、5位「副業・アルバイトした」(16人)、6位「実家・友人宅に泊まった」「貯金を下ろした」(各14人)、8位「カードローン・キャッシングで借りた」(13人)という結果となった。

  • 水道光熱費を滞納したときの対処法