阪急電鉄は3日、人気キャラクター「ちいかわ」とのコラボレーション企画を前に、平井車庫にて装飾列車「ちいかわ号」の報道内覧会を実施した。

  • 宝塚線の装飾列車「ちいかわ号」。8月4日から運行開始する

「ちいかわ」とのコラボレーション企画は8月4日からスタートし、実施期間は2024年3月28日まで。人気キャラクターと阪急電鉄のコラボ企画は2015年から継続的に行われてきた。今年もコラボ限定キャラクターが登場するなど、工夫を凝らしている。

「ちいかわ」はイラストレーターのナガノ氏が描くSNS発の漫画。いつも一生懸命な「ちいかわ」と友達の「ハチワレ」「うさぎ」など個性豊かなキャラクターたちが登場し、繰り広げる日々の物語が幅広い世代で人気を集めている。2022年に日本キャラクター大賞グランプリも受賞した。

装飾列車は合計3編成を用意。「ちいかわ号」は宝塚線、「ハチワレ号」は神戸線、「うさぎ号」は京都線で、ともに8月4日から運行を開始する。いずれも運行期間は2024年3月28日まで。運行ダイヤは不定期とされている。

  • 「ちいかわ」とコラボした装飾列車は各編成の1両目と8両目を装飾。編成ごとにデザインが異なる

  • 「ちいかわ」たちのぬいぐるみが装飾列車の乗務員室に添乗

  • 宝塚方の先頭車。大阪梅田方とヘッドマークのデザインが異なる

  • 報道内覧会では、「ちいかわ」たちとの撮影会も行われた

報道内覧会では、宝塚線で「ちいかわ号」として運行される1000系(1004編成)が公開された。車体前面にオリジナルヘッドマークを掲出しており、大阪梅田方のヘッドマークは各線で異なるデザインだが、反対側(神戸三宮方・宝塚方・京都河原町方)に掲出するヘッドマークのデザインは共通している。「ちいかわ」たちのぬいぐるみが乗務員室に添乗し、阪急電鉄の電車をイメージしたマルーンカラーの制服を着ている。

車体側面を見ると、1両目と8両目に装飾が施された。デザインは各編成で異なり、「ちいかわ号」は宝塚線を走ることもあって、沿線の大阪国際空港(伊丹空港)や宝塚大劇場と「ちいかわ」たちの組み合わせが見られた。

車内の中吊り、ドア横、貫通路上にオリジナルデザインのポスターを掲出。車内ステッカーは編成によってデザインや掲出場所が異なる。「ちいかわ号」は2~7両目のドアにステッカーを貼付。「ちいかわ×阪急電車」コラボレーション限定キャラクター「マルーンの鎧さん」も登場する。

  • オリジナルデザインの中吊りポスターが目立つ車内

  • ドア横にもポスターが掲出されている

  • 「ちいかわ号」に「マルーンの鎧さん」のドアステッカーも

  • 京都線を走る「うさぎ号」では、連結部横にステッカーがある

  • 神戸線を走る「ハチワレ号」では、天井面にステッカーがある

今回のコラボレーション企画を担当した阪急電鉄都市交通事業本部えきまち事業部の草苅由加里氏は、人気キャラクターの「ちいかわ」を選定したねらいのひとつに、「仲間と協力して困難を乗り越える点が人々にいやしを与えている」ことを挙げた。「装飾列車が利用者に小さな喜びや癒しをもたらせたら」とコメントしていた。

阪急電鉄は「ちいかわ」とのコラボ企画に合わせ、「ちいかわ×阪急電車」阪急全線1日乗車券を発売。発売期間・有効期間ともに8月17日から11月13日まで。神戸高速線を除く阪急電鉄全線乗り放題となる。発売額は大人1,300円・小児650円。「駅ごあんないカウンター」等で販売する。

  • 8月9日からコラボレーショングッズ、8月17日からコラボレーションフードが販売される

その他、コラボレーショングッズとコラボレーションフードも用意した。コラボレーショングッズは全30商品を用意し、8月9日に発売。阪急電車グッズ公式オンラインショップ「HANKYU DENSHA SHOP」などで販売され、なくなり次第終了となる。コラボレーションフードは8月17日から阪急沿線の駅ナカ・駅チカ店舗の一部で販売開始する。