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ポグバが振り返る苦難のユーヴェ復帰元年…そこで得た“学び”とは「大切なことは…」

2023.06.18

ポグバが2022-23シーズンを回想 [写真]=Getty Images

 ユヴェントス所属のフランス代表MFポール・ポグバが、2022-23シーズンを振り返った。17日、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』がコメントを伝えている。

 現在30歳のポグバは、昨年夏にマンチェスター・Uからユヴェントスへフリートランスファーで加入した。約6年ぶりにビアンコネーロ(イタリア語で白と黒)のユニフォームを着ることとなった同選手だが、プレシーズン中に右ひざを負傷し戦線を離脱。2月にケガから復帰したものの、5月にハムストリングを痛め、以降はピッチに立つことができず。ユヴェントス“復帰元年”は、公式戦10試合の出場で0ゴール0アシストという不本意な成績に終わった。

 自らの代理人を務めていたミノ・ライオラ氏の死や、実兄による恐喝事件など、ピッチ外でも困難が続いたポグバ。母国メディア『Views』のインタビューに応じた同選手は、「僕のキャリアの中でも最も難しいシーズンだった」と前置きしつつ、不完全燃焼に終わったユヴェントス“復帰元年”を次のように振り返っている。

「この1年間で起こったことは、僕の人生において最大の試練だったよ。たった数カ月間で僕は大きく成長し、人生における大切なことに気付くことができた。7カ月で10歳も歳をとったような感じだよ。ケガをしてしまったし、ピッチ外でも問題もあったが、多くを学ことができたし、前向きに捉えている。それらを全て乗り越えた先にあるのが僕の最大の勝利なんだ。乗り越えることができれば、いかなることにだって対応できるようになるだろう」

「今シーズンが複雑だったことは間違いないが、僕にとって将来に役立つ素晴らしい経験だったとも言える。頭の中が整理されていなければ、体もついてこないんだ。僕が負ったすべてのケガは、それが原因だったと思う。僕にとって大切なことは、健康であること、サッカーをすること、そして家族、これらに向き合うことだと学んだ。とりわけ、健康な状態でピッチに立つことは重要だ。僕らにとって体は仕事道具だからね。人生における最大の贅沢は健康なんだ」

 苦難の一年を乗り越えたポグバ。来る2023-24シーズンは、ピッチ内で躍動する姿を見せることができるだろうか。

By サッカーキング編集部

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