アーセナルが敵地でのノースロンドン・ダービー制す! [写真]=Getty Images
プレミアリーグ第35節が28日に行われ、トッテナムとアーセナルが対戦した。
今シーズン2度目のノースロンドン・ダービーは、互いの目標達成に向けて極めて重要な意味を持つ大一番となった。トップ4争いに身を置いているトッテナムは前々節でニューカッスルに0-4で大敗。4位アストン・ヴィラとの暫定勝ち点差は「6」となった。自力でのチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に向けて、同じ街を拠点とする“宿敵”相手にホームで敗れることは許されない。
対するアーセナルは暫定首位に立っており、2シーズン連続でマンチェスター・シティとの熾烈なタイトルレースを繰り広げている。現在はリーグ戦連勝中で、前節はチェルシーとのビッグロンドン・ダービーに5-0という会心の勝利を収めた。20年ぶりのリーグ制覇に向けて、ここから1つも落とせない戦いが続く。2節連続のダービーとなるが、アウェイで勝ち点「3」を掴みたいところだ。
序盤から緊迫した展開が続くなか、15分にセットプレーからスコアが動く。前線からのハイプレスで右CKを獲得し、キッカーのブカヨ・サカがインスイングの鋭いボールを送る。ニアサイドで冨安健洋で競り合ったピエール・エミール・ホイビュルクがクリアしきれず、ボールはそのままゴールへ吸い込まれた。先制を許したトッテナムは20分、ジェームズ・マディソンの左からのFKにクリスティアン・ロメロが頭で合わせたが、シュートは右ポストを叩いた。
押し気味に試合を進めるトッテナムは22分、左CKの流れからペドロ・ポロが強烈なミドルシュートを放ち、ディフレクトしたボールがゴール前にこぼれる。これをミッキー・ファン・デ・フェンが押し込んだが、オフサイドの判定で得点は認められず。対するアーセナルは27分、自陣ボックス内でのボール奪取からカウンターを発動。カイ・ハフェルツのロングフィードで右サイドのスペースへ抜け出したサカが、カットインから左足でゴールへ流し込んだ。
その後もトッテナムがボールを保持する展開が続くが、38分にスコアを動かしたのはまたもアーセナルだった。デクラン・ライスの左CKにハフェルツが打点の高いヘディングで合わせ、リードを3点に広げる。トッテナムはサイド攻撃を起点にチャンスを作るが、アーセナル守備陣も集中した対応で得点を与えない。前半はこのまま0-3で終了した。
後半の立ち上がりは、アーセナルの冨安、トッテナムのロメロにチャンスが訪れるも、ヘディングシュートは枠の上へ。53分にはアーセナルに決定機。レアンドロ・トロサールのパスを受けたハフェルツが柔らかいクロスを送り、ファーサイドのサカがボレーで合わせたが、GKグリエルモ・ヴィカーリオのスーパーセーブに阻まれた。55分過ぎにかけてはアーセナルがボールを保持する時間を増やし、拮抗した試合展開が続く。
64分、ウィリアン・サリバのバックパスを受けたGKダビド・ラヤがまさかのミスキック。これを拾ったロメロが難なくゴール左下隅に流し込み、トッテナムが1点を返す。これで勢いを増したトッテナムは最前列のリチャーリソンや右サイドのブレナン・ジョンソンらを起点に圧力を強めていく。それでも冨安を中心としたアーセナル守備陣も集中力を切らさず、失点に関与したラヤも落ち着いたハイボール処理を見せる。
84分、自陣ボックス内でクリアを試みたライスがベン・デイヴィスを蹴ってしまし、トッテナムがPKを獲得。これをソン・フンミンが冷静に沈め、ホームチームが1点差に詰め寄った。その後もトッテナムが攻勢を強めるも、アーセナルも同点ゴールは許さず。試合はこのまま2-3で終了し、アーセナルが3連勝を飾った。トッテナムの次戦は5月2日に控える第26節延期分のチェルシー戦。一方のアーセナルは同4日の第36節でホームにボーンマスを迎える。
【得点者】
0-1 15分 ピエール・エミール・ホイビュルク(オウンゴール/アーセナル)
0-2 27分 ブカヨ・サカ(アーセナル)
0-3 38分 カイ・ハフェルツ(アーセナル)
1-3 64分 クリスティアン・ロメロ(トッテナム)
2-3 87分 ソン・フンミン(PK/トッテナム)
【スターティングメンバー】
トッテナム(4-2-3-1)
GK:ヴィカーリオ
DF:ポロ、ロメロ、ファン・デ・フェン、B・デイヴィス(89分 ロ・チェルソ)
MF:ホイビュルク(64分 ビスマ)、ベンタンクール(HT サール)、クルゼフスキ、マディソン(64分 リチャーリソン)、ヴェルナー(31分 B・ジョンソン)
FW:ソン・フンミン
アーセナル(4-3-3)
GK:ラヤ
DF:ホワイト、サリバ、ガブリエウ、冨安
MF:トーマス、ライス、ウーデゴーア(89分 キヴィオル)
FW:サカ、ハフェルツ、トロサール(63分 マルティネッリ)
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By サッカーキング編集部
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