フェイエノールトがFW上田綺世を獲得 [写真]=Getty Images
フェイエノールトは3日、サークル・ブルッヘ（ベルギー）から日本代表FW上田綺世を獲得したことを発表した。契約期間は2028年6月30日までの5年間となる。
1998年8月28日生まれの上田は現在24歳。2019年夏に法政大学のサッカー部を退部し、鹿島アントラーズに入団すると、翌2020シーズンには公式戦10得点を挙げるなど頭角を現した。その後もゴールを量産し、Jリーグ屈指のストライカーへと成長。鹿島アントラーズ在籍3シーズンでクラブ公式戦通算47得点を記録した同選手は、2022年夏にサークル・ブルッヘに完全移籍加入した。
自身初の海外挑戦となった昨シーズン、フィジカルと得点感覚を武器にジュピラー・プロ・リーグでも互角以上に渡り合う。第6節でのリーグ戦初ゴールを皮切りに、得点ランキングで3位となる公式戦22得点を叩き出した。また先月、日本代表として出場したエルサルバドル代表戦で待望のフル代表初得点をマークしている。
上田が加入するフェイエノールトは、“オランダの御三家”の一角。昨シーズンは無類の強さを誇り、アヤックスとPSVを寄せ付けずに、6シーズンぶりとなるエールディヴィジ優勝を成し遂げていた。なお、上田はフェイエノールトにとって小野伸二（2001年夏〜2006年冬）と宮市亮（2011年冬〜2011年夏）に続く、クラブ史上3人目の日本人選手となった。
By サッカーキング編集部
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