神戸電鉄は、ダイヤ変更を3月12日に実施すると発表した。アフターコロナの社会を見据え、運転本数・運転区間・列車種別の見直しなど行うほか、利用者が大きく減少している深夜時間帯において、最終列車の繰上げも行う。

  • 神戸電鉄が3月12日にダイヤ変更を行う

平日の朝ラッシュ時間帯、岡場駅・有馬口駅・志染駅から新開地駅へ運転される上り3本、新開地駅から鈴蘭台駅・西鈴蘭台駅・岡場駅へ運転される下り5本、鈴蘭台駅から有馬口駅までの下り1本を減便。列車の種別変更も行い、有馬・三田線では三田駅からの上り急行2本を普通と準急、上り特快速1本を急行、新開地駅からの下り急行1本を準急に変更する。粟生線では粟生駅からの上り急行2本、小野駅からの上り急行1本を準急に変更。粟生線の急行は終日廃止となる。

土休日の朝も、西鈴蘭台駅・鈴蘭台駅から新開地駅へ運転される上り3本、新開地駅から鈴蘭台駅へ運転される下り3本、鈴蘭台駅から有馬口駅までの下り1本を減便。有馬・三田線にて、新開地駅からの下り急行1本を準急に種別変更する。

平日の夕方から深夜にかけて、有馬口駅・鈴蘭台駅から新開地駅へ運転される上り8本を減便し、岡場駅から鈴蘭台駅・新開地駅へ上り2本を増便する。同時間帯の下りは11本を減便し、内訳は新開地駅から鈴蘭台駅・有馬口駅まで7本、鈴蘭台駅から谷上駅・岡場駅・道場南口駅まで3本、西鈴蘭台駅から志染駅まで1本となっている。一方、岡場駅から道場南口駅まで下り1本を増便。有馬・三田線では、三田駅からの上り急行1本を普通、新開地駅からの下り急行1本を準急に種別変更する。

土休日の夕方から深夜にかけても、有馬口駅・鈴蘭台駅から新開地駅までの上り8本を減便。下りは10本を減便し、内訳は新開地駅から鈴蘭台駅・有馬口駅まで6本、鈴蘭台駅から谷上駅・道場南口駅まで2本、西鈴蘭台駅から志染駅まで1本となっている。また、鈴蘭台~道場南口間にて、下り1本の運行時刻を変更する。有馬・三田線では、三田駅からの上り急行1本を普通、新開地駅からの下り急行1本を準急に種別変更する。

最終列車の時刻も繰上げに。有馬・三田線では、三田発鈴蘭台行の上り最終列車を三田発谷上行に変更。鈴蘭台~谷上間の上り最終列車は約15分繰上げとなる。新開地発三田行の下り最終列車は新開地発道場南口行に変更。運転区間を短縮するとともに、新開地~道場南口間の時刻を約10分繰り上げる。神鉄道場駅以遠の下り最終列車は約27分繰り上げられる。

粟生線では、粟生発鈴蘭台行の上り最終列車を粟生発三木行に変更し、鈴蘭台~三木間の上り最終列車を約30分繰り上げる。新開地発三木行の下り列車は新開地発志染行に変更し、志染~三木間の下り最終列車は約24分繰上げに。新開地発志染行の下り最終列車は新開地発鈴蘭台行に変更し、鈴蘭台~志染間の下り最終列車を約20分繰り上げる。