阪神電気鉄道は21日、尼崎駅の1・2番線ホームにてホームドアの設置に着手すると発表した。どちらのホームも2024年春頃の完成に向け、工事を進めるとしている。

  • 神戸三宮駅に設置された大開口(二重引き戸)型ホームドア

  • 尼崎駅での設置計画図(赤い線がホームドア新設範囲、青い点線は固定柵新設範囲)

ホームドアの設置箇所は、尼崎駅の1番線ホーム(大阪梅田方面)と、2番線ホーム北側および南側(大阪梅田方面)。大開口(二重引き戸)型のホームドアを採用し、一部の範囲において従来(一重引き戸)型のホームドアも設置する計画となっている。なお、3~6番線ホームについては引き続き、設置に向けた検討を進めるとのこと。

阪神電気鉄道はさらなる安全性向上をめざし、ホームドアの整備を推進している。尼崎駅1・2番線のホームドア設置工事に関して、「鉄道駅バリアフリー料金制度」を活用して実施される。