『ほん怖』天井のシミから覗く女の顔、毎日同じ時間に聞こえてくる物音の正体は…【ネタバレあり】

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『ほん怖』天井のシミから覗く女の顔、毎日同じ時間に聞こえてくる物音の正体は…【ネタバレあり】

「夏といえばホラーでしょ!」ということで、民放公式テレビ配信サービス「TVer」では現在、ホラーをテーマに扱った番組を集めた「ホラー特集」を実施中。今回は、8月19日に放送された『ほんとにあった怖い話 夏の特別編2023』(フジテレビ系)より、鈴鹿央士が主演を務めた「誰にも貸せない部屋」を紹介する。

大学への入学を機に一人暮らしを始めた木下肇(鈴鹿)は、入学直後に授業はリモートへ切り替わり、予想していたキャンパスライフとはほど遠い毎日を送っていた。飲食店のバイトの収入も減り、今住んでいる部屋の家賃が高く感じてしまったため引っ越すことに。不動産屋に紹介された部屋は広くて設備も申し分なく、肇は契約を決意。しかし、内見のときから天井のシミだけが気になっていた。

さらに、引っ越し初日の夜から、真上の階から何か物を引きずるような物音が聞こえる。「なんだよ、こんな時間に」とイラつきを覚え、翌日に真上の部屋を見に行ってみると、誰も住んでいないようだった。

しかしその日の夜も、昨日と同じ時間に上の階から物音が。さらにはシミから女の顔が覗いており、肇は恐怖に慄く。毎日同じ時間にやってくる恐怖から一睡もできなくなってしまった肇は、引っ越しで痛めた腰も悪化したため、整体院を訪れる。

そこで、施術を担当した整体師・石塚清治郎(石井正則)から、半年前に真上の部屋で女性が死亡した話を聞かされた肇。「今ではその部屋は“誰にも貸せない部屋”になっている」と聞いて、すぐに不動産屋へ確かめるのだが、部屋を勧めてきた担当者にはぐらかされてしまう。

「何かを隠してる」そう確信した肇は、その夜、物音がする時間に真上の部屋を訪れる。何故か鍵はかかっておらず、中に入るとそこには……。

なお現在、民放公式テレビ配信サービス「TVer」では、『ほんとにあった怖い話』過去の名作回も配信中。