グリーンコアテックは5月より、どこでも水を生成可能できる製水器「Belle Water BW-1500W」を販売開始する。

  • 安全でおいしい飲み水を作り出す製水器「Belle Water BW-1500W」を販売開始

同商品は、空気中の水分から結露により水を生成し、フィルターと除菌により安全でおいしい飲み水を作り出す製水器。

必要なものは電気のみ。屋内環境で一日当たり5〜15リットルの水を生成でき、コンセントを差すだけで面倒な設置工事などは不要だ。

  • 冷たい水の入ったグラスに水滴が付く結露と同じ原理で水を生成

水生成のプロセスは、以下の通り。

  • 水生成のプロセス

生成された水を、ROフィルター含む4つの高性能水フィルターを通過させて微粒子を除去。ROフィルターはウイルスの1/1000以下の粒子しか透過させないため、細菌もウイルスも除去できる。また、3つ目のフィルターを通過した後の水はほぼ純水に近いので、無味無臭だ。

  • 水の試験結果(一部抜粋)

同機器に該当する法令で定められた水質検査はないが、同社では自主的に検査を実施。京都にある京都微生物研究所で試験を行い、「水道水質検査51項目全て基準クリア」「ミネラルウォーター水質検査47項目全て基準クリア」を達成している。

  • ウォーターサーバーとの3年間総費用比較

電気代は1カ月で約2,000円。ウォーターサーバーで毎月48リットルを使用する場合とくらべ、フィルターなどの消耗品費用を含めても3年間で5万円以上節約が可能となる※1。

  • 周囲環境による製水量

気温が25℃、湿度90%で一日当たり15リットルの水生成が可能※2。気温が10℃以下または湿度25%以下で水生成動作を自動停止させる機能を搭載している。

  • 各種フィルターは半年から1年ごとに交換

各種フィルターは半年から1年ごとに交換が必要。フィルターの交換時期お知らせ機能を搭載しており、交換は背⾯パネルを外すだけで簡単に行える。また3カ月に一度、空気フィルターと⽔タンクの掃除が推奨されている。

  • 太陽光発電や自家発電設備がある建物や、施設でも使用できる

災害時にライフラインで最も早く復帰するのは電気であることが多い。また、近年はAC100V電源機能を搭載したEVやハイブリッドカーが普及しており、災害時に自前での電源確保が可能になっている。

  • 「Belle Water BW-1500W」20万9,000円

電気があるところであれば、どこでも使用可能な「Belle Water BW-1500W」。通常のウォーターサーバーの代わりのほか、電気は復旧しているが断水が続く場合などでも、安定して飲料水を作ることが可能となる。メーカー希望小売価格は20万9,000円。家電量販店やAmazonなどで販売予定。

※1 想定するウォーターサーバーの費用や電気代により結果は異なる。
※2 周囲の温度湿度により水の生成量は異なる。