今年や来年のお正月は…「海外旅行に行く予定はない」7割 理由は「物価高で金銭的に余裕がない」が最多

まいどなニュース情報部 まいどなニュース情報部

来年1月までの期間で、海外旅行に行く予定の人は約3割に留まる――。そんな調査結果が、アクトインディ株式会社(東京都港区)が運営するお出かけ施設やレジャー施設に向けた課題解決メディア『いこーよ総研』が実施した調査で分かりました。また、海外旅行に行かない理由については、「物価高の影響もあり金銭的に海外に行く余裕がない」という回答が最も多かったそうです。

調査は、同メディアおよび同社運営の『いこーよアプリ』を利用した全国の男女308人を対象として2023年6月にインターネットで実施されました。

調査によると、2023年6月~2024年1月の期間での「海外旅行の予定」について、「行く予定はない」と答えた人は70%。一方、「行く予定がある」は7%、「予定はないが行きたいと思っている」は23%に留まっています。

さらに、海外旅行に「行く予定はない」と回答した218人に対して、その理由を教えてもらったところ、「物価高の影響もあり金銭的に海外に行く余裕がないから」(44%)が最多となり、昨今の物価高が海外旅行への意欲にも影響していることがうかがえます。

次いで、「海外より国内で行きたいところがあるから」(33%)という理由も多く、コロナ禍の外出制限の影響で行きたくても行けなかった国内各地にまずは訪問をしたい人が多いことが見受けられました。

その一方で、「コロナが収束したわけではないのでまだ海外に行くのは怖いから」は12%、「コロナ禍で海外旅行から遠ざかってしまったから」は6%と、コロナの直接的な影響による海外旅行離れは少数派となっています。

他方、「行く予定がある」「予定はないが行きたいと思っている」と答えた92人に対して、「海外旅行に行きたいと思っている時期」を教えてもらったところ、「時期はまだ決めていない」(42%)が最多となり、まだ具体的な計画を立てているわけではない様子が見て取れます。ちなみに、時期が決まっている人では「2023年8月」(21%)が最も多く、「2023年7月」(9%)と合わせると約3割の人が今夏に海外旅行を考えていることがうかがえました。

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