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バルサ、“神童”ヴィトール・ロッキの獲得発表は秒読み段階…移籍金総額は約86億円か

2023.07.08

バルセロナ移籍が噂されるヴィトール・ロッキ [写真]=Getty Images

 バルセロナは、アトレチコ・パラナエンセに所属するブラジル代表FWヴィトール・ロッキの獲得に成功したようだ。8日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が報じた。

 同紙によると、バルセロナはアトレチコ・パラナエンセに対し、固定で3000万ユーロ(約47億円)、成績に応じて変動するボーナス最大2000万ユーロ(約31億円)を支払うことになる。さらにヴィトール・ロッキが将来的にバロンドールの3位以内に入賞した場合は、追加で500万ユーロ(約7億8000万円)のボーナスが発生するようだ。

 なお、バルセロナは6月18日時点でアトレチコ・パラナエンセとの大筋合意に達していたという。しかし、パリ・サンジェルマンやマンチェスター・U、トッテナムなども触手を伸ばし始めたことから、争奪戦となる前に一部の条件変更を余儀なくされた模様だ。

 ヴィトール・ロッキとバルセロナの契約期間は2029年6月30日までとなり、10億ユーロ(約1559億円)の契約解除条項が設定されることになるようだ。ただ、“ブラウグラナ”への合流は、「サプライズがない限り」、ブラジルのシーズンが終わる2024年1月になる見込みだ。また、すでに契約書面が作成されており、「獲得の公式発表は目前に迫っている」と『ムンド・デポルティーボ』紙は伝えている。

 現在18歳のヴィトール・ロッキは、身長は172センチと小柄ながら、テクニックに優れ、巧みなドリブルと高い得点能力を誇るストライカー。2021年10月、16歳にしてクルゼイロのトップチームデビューを飾り、2022年4月にアトレチコ・パラナエンセへ完全移籍した。2023シーズンは公式戦30試合の出場で15ゴールを記録しており、今年3月には“セレソン”デビューも果たした。

By サッカーキング編集部

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